洗車時に窓ガラスをキレイにしても、内側が曇っていてスッキリしないことがあります。窓ガラスの内側の曇り対策はどうしたら良いのでしょうか。
■窓ガラス内側がスッキリしない… どうしたら良い?
洗車をするとき、ボディはもちろん、窓ガラスもキレイに拭き上げる人が多いでしょう。しかし、いざ走り出すと、窓ガラス内側が曇っていることに気が付くことがあります。
運転中、常に視界に入る部分だけに、ガラスや曇りは気になるものです。窓ガラスの内側をキレイにするには、どのようにしたら良いのでしょうか。
クルマの窓ガラスの内側が曇るのは、付着したホコリやタバコのヤニなどの浮遊物と空気中の水蒸気がくっつくことが原因とされているほか、手垢や皮脂などの汚れも付着し、水性と油性の汚れが混在している状態になっています。
カー用品店では窓ガラスをキレイにするガラスクリーナーや曇り止めシートといった商品も販売されていますが、カークリーニング専門店のスタッフに話を聞くと、ガラスの内側は洗剤類を使わないほうが良いといいます。
「洗剤の拭き残しが汚れや曇りの原因になってしまうので、水とキレイなタオルで拭いたほうがキレイになります。
また、ほかにも曇り対策にはポイントがあって、水道水ではなく、『精製水』を使うと良いです」
洗車のついでに窓ガラスの内側を拭いている人も多いかと思いますが、洗剤の拭き残しや水道水に含まれるミネラルやカルキといった不純物が付着し、曇りが発生することもあるというのです。
そこで、洗剤や水道水は使わず、不純物を含まない精製水で窓ガラスの内側を拭き上げるのがおすすめだといいます。
精製水には何も含まれていないことから不純物を取り込む作用もあり、シミや水アカが残らずに拭き取ることができるメリットもあるといいます。
精製水はドラッグストアなどで500mlのものが100円前後で販売されています。
また、拭き取りに使うタオルは吸水性に優れたマイクロファイバーが適しており、これも100円ショップなどで手に入れることが可能。
わざわざ高価な洗剤などを準備しなくても、安価で窓ガラスの内側をキレイにすることができます。
※ ※ ※
窓ガラスの内側を拭くときは、キレイなマイクロファイバーを2枚用意しておくと良いでしょう。
1枚は精製水で窓ガラスの内側を拭くのに使い、もう1枚でしっかり拭き上げることで、よりスッキリさせることができます。