資源エネルギー庁がガソリン店頭価格を発表しました。4週ぶりの値下がりです。
■前回から0.1円値下がり
資源エネルギー庁は2022年12月21日、レギュラーガソリンの19日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。
全国平均は1リットルあたり168.1円で、前回(12日)から0.1円安くなりました。
4週ぶりの値下がりですが、11月7日の週以降、167円から168円前後で横ばいが続いています。
都道府県別にみると、17都道県で値上がり、4県で横ばいだったものの、26府県では値下がりしました。
店頭価格で最も安かったのは徳島県160.5円、次いで宮城県160.8円、岩手県162.0円です。
一方、最も高かったのは長崎県で182.4円、次いで長野県177.7円、鹿児島県177.0円でした。
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ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に2022年1月27日から1リットルあたり5円、3月10日から25円、4月26日から35円を上限に支給しており、さらにそれでもガソリン1リットルの平均価格が170円(4月25日の週からは168円程度)を超過したら、その半分を支援すると発表しています。
燃料油価格激変緩和措置の期間は原油価格が高止まりしている状況を踏まえて、2023年9月末まで実施される予定です。
なお、経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、12月19日時点で1リットル181.7円と算出しており、来週26日の時点で183.6円に上がると見ています。
このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は現行13.7円ですが、あす22日から15.6円に増額される予定です。