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トヨタ「FJ」顔? 丸目ヘッドランプ採用の4人乗り&6人乗り仕様! 最高速度20kmの「グリーンスローモビリティ」とは

くるまのニュース 2022年12月23日 19時10分

2022年12月21日、EV関連商品を扱う株式会社EVモーターズ・ジャパンは、同社のラインナップに新たにグリーンスローモビリティとなる新型「LT-S4」と新型「LTS-S6」を加えたと公表しました。

■レトロでカワイイ! 「LT-S4」と「LTS-S6」が登場

 株式会社EVモーターズ・ジャパンは、2022年12月21日、同社のラインナップに新たに「LT-S4」と「LTS-S6」を加えたと公表しました。

 どことなくトヨタ「FJクルーザー」のようなレトロで愛らしい顔つきの2台ですが、どのようなクルマなのでしょうか。

 株式会社EVモーターズ・ジャパンは福岡に本拠を置く、電動バスや電動バイク、充電施設など、EV関連の商品を取り扱う会社です。

 そんな株式会社EVモーターズ・ジャパンが新たにラインナップしたのが、グリーンスローモビリティの「LT-S4」と「LTS-S6」です。

 ここでいうグリーンスローモビリティとは、最高速度20km/h未満の電気自動車を活用した移動サービスに適した車両のこと。道路運送車両の保安基準で、最高時速20km/h未満の車両は窓ガラスやシートベルトなどの装着が免除されています。

 グリーンスローモビリティは地域交通におけるラストワンマイルの確保や、観光振興、中心市街地の活性化など、地域が抱える様々な課題を解決するための有効な手段となりえます。

 今回発表されたLT-S4とLTS-S6でも、最高時速は20km/hに設定されており、コンパクトなボデイを持ちます。

 具体的なボデイサイズは、LT-S4が全長2875mm×全幅1380mm×全高1700mmで4人乗り、LTS-S6で全長3660mm×全幅1380mm×全高1700mmで6人乗りと小さく、従来の乗用車で通るとすれ違い困難な狭い道路などでも活用できるため、柔軟で効率的な移動を手助けできます。

 パワートレインは、定格出力約6馬力のモーターと、LT-S4では20kWh、LTS-S6では25kWhのバッテリーが組み合わされ、それぞれ航続距離は、新型LT-S4で80kmから95km、新型LTS-S6で70kmから80kmに設定されています。

 エクステリアは両車とも共通のデザインで、どこかトヨタ「FJクルーザー」のようなレトロで愛らしい感覚を覚えるフロントフェイスが特徴です。ドアにはすべて透明な素材が使われ、通常とのクルマとは違った開放的な印象を与えています。

 インテリアでは、エアコンが搭載されるほか、3点式シートベルトも備えたレザーシートと、さり気なく配されたウッドパネルが高級感を演出しています。

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 各車両には灯火類など保安部品を標準搭載しており、公道の走行が可能とのことです。

 価格は公開されていませんが、公式ウェブサイトなどから、問い合わせを受け付けています。

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