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”待望”の日産「次期型シルビア」はスーパーカー!? 現実感高すぎ? 驚きのクオリティを誇るレンダリングをAIが作成

くるまのニュース 2022年12月28日 11時50分

およそ20年前に生産終了したにもかかわらず、現在でも、国内外問わずファンの多い日産「シルビア」。今回automotive.aiはそんなシルビアの次期型をAIに創造させたレンダリング(イメージCG)を公開しました。

■AIが考える日産「次期型シルビア」

 2002年に7代目(S15)が生産終了となってから、約20年たった現在でも、国内外問わずファンの多い日産「シルビア」。デジタルクリエイターのautomotive.aiはそんなシルビアに、もし次期型モデルとなる8代目(S16)があったら、どのようなクルマになるのか「AI」に創造させたレンダリング(イメージCG)を公開しました。

 シルビアは、1965年に初代が誕生した日産のクーペ。一部世代ではオープントップモデルも存在します。最終型となる7代目(S15)は2002年に生産終了を迎え、その後現在に至るまで後継モデルは発売されていません。

 生産終了から約20年経過したいまでも、主に5代目(S13)、6代目(S14)、7代目(S15)が、日本のみならず世界中で高い人気を集めており、新車価格と年代を考慮すれば、比較的高値で取り引きされています。

 そんな人気のシルビアは、復活を望む声も多く聞こえてきます。また2021年秋には、日産欧州法人により、「もしEV化した新型シルビアが存在したら」というテーマで描かれたデザインを公開するなど、日産は「次期型シルビア」を示唆するコンセプトモデルを何度か公開してきましたが、実際8代目となるシルビアの市販化などについて正式な発表は有りません。

 そんななか近年、「Midjourney」や「DALL・E2」、「Stable Diffusion」、「NovelAI」などといった一般利用可能な、画像生成AI(人工知能)が話題となりました。これら画像生成AIは、テキストを入力するだけでイラストを生成してくれるAIプログラムです。

 こうしたAIを利用し、さまざまな「もしかしたら」なクルマの画像を生成、公開するデジタルクリエイターのautomotive.aiは、復活を望まれる声も大きい「シルビア次期型モデル(S16)」をレンダリングで創造しました。

 シルビア次期型モデル(S16)のレンダリングは、8パターンが生成されており、そのほとんどが現行型のGT-Rをベースとしたようなボディ形状に、Vモーショングリルを含む、現代的な日産のデザインテイストと近未来的な要素を加えた仕上がり。ワイド&ローなシルエットが“スーパーカー”のような印象を与えます。

 作成されたデザインは、ところどころ形状につじつまが合わないように映る部分もありますが、人工知能が生成したとは思えないほど現実味のあるデザインです。

※ ※ ※

 automotive.aiがAIに作成させたレンダリングは、もちろん非現実ですが、その現実的なデザインの完成度には、驚くべき要素があります。

 画像生成AIは「自分のイメージ」を“正確”にAIに作成させるため、AIに対する「指示」を作り込まなくてはならず、進歩しているとは言え、現段階では現実的なクルマなどをイメージ通りに出力されることは、難しいといわれます。

 そんななか、リアル感の高い華麗なデザインの「シルビア次期型モデル(S16)」のレンダリングをつくらせた、作者のAIに対する情熱を感じずにはいられません。

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