2023年1月6日、スズキのインド子会社「マルチスズキ」は、同社がインド市場で展開する高級販売チャネル「NEXA」より新型「グランドビターラS-CNG」を発売しました。
■設定はMTのみ! スズキの最上級SUVにCNG仕様車がデビュー
2023年1月6日、スズキのインド法人「マルチスズキ」は、同社がインド市場で展開する高級販売チャネル「NEXA」より新型「グランドビターラS-CNG」を発売しました。
どのようなクルマなのでしょうか。
グランドビターラは、マルチスズキが展開する最上級SUV。その初代モデルと2代目モデルは、日本でも販売されていたエスクードの海外向けモデルでしたが、現行型となる3代目グランドビターラは、スズキとトヨタの協業に基づいて開発されたクルマです。
なおインド市場では、トヨタ版のモデルとして「アーバンクルーザー ハイライダー」も販売されています。
3代目グランドビターラのボディサイズは全長4345mm×全幅1795mm×全高1645mmと、日本で販売されている車種でいえばトヨタ「ヤリスクロス」より少し大きいサイズ感です。
エクステリアでは、全体的にSUVらしい力強さが表現されているほか、フロントフェイスでは、3灯式LEDランプや、左右のランプをつなぐクロームバー、多角形グリルが、上質感を演出しています。
新型グランドビターラS-CNGは、この3代目モデルのCNG(天然ガス)仕様車。最高出力約87馬力・最大トルク121.5Nmを発揮する1.5リッターエンジンを搭載し、これに5速MTが組み合わされます。
燃費性能は26.6km/kgと優れた省燃費性を発揮します。
新型グランドビターラS-CNGについてマルチスズキのマーケティング&セールス担当シニアエグゼクティブオフィサーであるシャシャンク スリバスタバ氏は、次のようにコメントしています。
「2022年9月の発売以来、グランドビターラは、将来性のある複数のパワートレインを搭載したSUVの魅力により、インドの消費者から大きな反響をいただいています。S-CNGの導入により、グランドビターラの魅力はさらに広がります。
新型グランドビターラS-CNGは、グリーン・パワートレインを14車種に拡大するという当社の積極的な計画に貢献する1台です」
新型グランドビターラS-CNGの価格は、128万5000インド・ルピー(約205万円)からです。