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広島市街直結! 17kmの無料「東広島バイパス」3月全線開通! 時短で「めっちゃ楽に」「西条まで高速いらず」

くるまのニュース 2023年1月19日 19時10分

国道2号の安芸バイパス・東広島バイパスが、2023年3月に全線開通。東広島市~広島市間が現在のルートから約30分短縮される見込みです。

■田万里・西条・安芸・東広島・新広島BPが1本に

 国土交通省中国地方整備局広島国道事務所は2023年1月16日、広島県内で整備を進めてきた国道2号の安芸バイパスと東広島バイパスが、3月19日に全線開通すると発表しました。

 山陽道や東広島市と広島市街を結ぶ新動脈は、どのようなルートなのでしょうか。

 安芸バイパスと東広島バイパスは、合わせて八本松西IC(東広島市)から海田ランプ(海田町)に至る延長17.3km・通行無料の自動車専用道路です。

 起点側は国道2号西条バイパスに接続。終点側は国道2号新広島バイパスにつながっているほか、将来は広島南道路(海田大橋・広島高速3号線)に直結する計画です。

 今回開通するのは、八本松西IC~瀬野西IC間8.4kmと海田東IC~海田西IC間1.6kmで、あわせてIC名称も八本松西IC、上瀬野IC、瀬野東ICにそれぞれ決定しました。

 この開通により、広島県竹原市を起点とする国道2号の田万里バイパスから西条バイパス、安芸バイパス、東広島バイパス、新広島バイパスが1本につながります。

 ネットでは「素晴らしい」「めっちゃ楽になるやん」「広島市の南側に住んでいる人にはとても嬉しい道路」「広島から西条まで高速いらず」と喜びの声が多く見られます。

 広島国道事務所によると、東広島市役所から広島市役所までのクルマの所要時間は現在の約76分から、開通後は30分ほど短い約46分に。また、現道の国道2号の混雑は緩和が期待されています。

 広島市街~広島空港間の移動も、これまでの主要ルートは広島高速・山陽道でしたが、高速道路の通行止めや渋滞時の迂回ルートとして今後は東広島バイパスが機能を発揮するようになる見込みです。

 なお、現地の道路標識などでは、安芸バイパスを含めた全線で「東広島バイパス」と案内されます。

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