アルパインニューズは東京オートサロン2023にて、カスタムカーの「Havana(ハバナ)」を展示しました。どのようなクルマなのでしょうか。
■「キューバ」の旧車をリスペクト
カスタマイズカーの企画・販売などをおこなうアルパインニューズは2023年1月13日から3日間開催された東京オートサロン2023に、同社が今後コンプリートカーとして販売する予定の「Havana(ハバナ)」を展示しました。
トヨタ「ライズ」にクラシカルなデザイン要素を取り込んだといいますが、どのようなクルマなのでしょうか。
HavanaはトヨタのコンパクトクロスオーバーSUV「ライズ」をベースに、南米キューバの首都ハバナ市内を現在も現役で走るアメリカンクラシックカーをリスペクトし、新しい感覚でデザインしたカスタムカーです。
エクステリアはスクエアでワイド&ローなスタイリングを採用しながらも、ベース車のコンパクトさを活かした取り回しの良さが特徴です。
フロントフェイスはスクエアな格子状の大型グリルを配置し、その左右にはエッジの効いた角型1灯のLEDヘッドライトが配され目を引きます。
フロントバンパーは張り出しの大きいメッキバンパーを採用するなど、全体的にメッキパーツが多く用いられ、一見するとライズと判別できないほどの存在感のあるフロントフェイスとなっています。
リアでもベースのライズとは大きく異なったデザインで、メッキフレームが目立つ角型のテールランプと、その左右を結ぶウッド調のデカールがクラシックな雰囲気を持たせています。
ボディサイドは光沢が輝くメッキホイールを採用し、ホワイトレター付きのタイヤと組み合わせてタフさとおしゃれさを両立。
Havanaにはオプションとして車内のイメージを一新するブラック・ベージュの2トーンシートカバーを用意するほか、アルパイン製ナビやスピーカーシステムが設定されます。
Havanaの受注は1月より全国のアルパインスタイルで開始しており、春からの発売を予定しています。なお、生産は初年度200台を予定しています。
正式な価格についてはまだアナウンスされていませんが、およそ400万円前後に設定される予定です。
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アルパインニューズはHavanaと同様にハイエースをベースに、クラシックカスタムを施した「Carica」を発表・展示していました。