カヤバがワークスチームとして、全日本ラリー選手権へ参戦することを表明しました。新商品開発および人材育成の一環といいます。
■新商品開発と人材育成を目的に
総合油圧機器メーカーのカヤバ（東京都港区）は2023年1月27日、同社社員が社員が監督、エンジニア及びメカニックを務めるワークスチーム「KAYABA Rally Team」として、2023年シーズンの「全日本ラリー選手権」JN-2クラスに参戦することを明らかにしました。
「全日本ラリー選手権」は、ラリーレースの国内最高峰に位置づけられるシリーズ戦です。2023年シーズンは、2月3日から5日の日程で群馬県嬬恋村を舞台に開催される「Rally of Tsumagoi」を皮切りに、全8戦が予定されています。
「KAYABA Rally Team」の車両はトヨタ「GRヤリス」で、デザインは「原点回帰をコンセプトに社内公募したものを採用した」とのことです。
カヤバは「本ラリー活動を通じて車両の様々なデータを集積し、新商品の開発に活かすとともに、人財育成に取り組んでまいります」としています。