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無料バイパス「東播磨道」3月延伸! 加古川BP~山陽道接続まであと一歩だけど…全通はいつ頃?

くるまのニュース 2023年2月8日 13時10分

兵庫県で整備が進む自動車専用道路「東播磨道」(東播磨南北道路)のうち、八幡稲美ランプ~八幡三木ランプ間が2023年3月に開通します。

■八幡稲美~八幡三木間が開通

 兵庫県は2023年1月27日、自動車専用道路「東播磨道」(東播磨南北道路)の八幡稲美ランプから八幡三木ランプまでの区間が3月21日に開通すると発表しました。

 東播磨道は、兵庫県加古川市にある国道2号加古川バイパスの加古川中央JCTから、小野市の国道175号三木バイパスまでを南北に結ぶ結ぶ延長12.1kmの地域高規格道路です。道路は暫定2車線や完成2車線、設計速度80km/hで整備されます。

 南半分の加古川中央JCTから八幡稲美ランプまでの5.2kmは、2014年3月に開通。

 北半分の八幡稲美ランプから国道175号ランプ(仮称)までの6.9kmは、2014年4月に事業着手され、今回はそのうち八幡稲美ランプ~八幡三木ランプ間2.5kmが暫定2車線で開通します。

 なお、開通当日の3月21日の午前には、ウォーキングイベントや開通式が開かれる予定です。

※ ※ ※

 東播磨道は今後、2024年度中の全線開通を目指して工事が進められます。

 全線開通すると、東播磨・北播磨間の移動時間が短縮。これにより二次・三次救急医療機関への搬送時間短縮や、周辺道路の混雑緩和、産業団地への設備投資などが期待されるといいます。また、三木バイパスを介して山陽道の三木小野ICへのアクセス性も向上します。

 加古川市役所から小野市役所までの所要時間は、未整備時の38分から、全通後は21分まで短くなると試算されています。

 国道2号と山陽道を南北につなぐ主要ルートは、この周辺では有料の播但道や山陽道(木見支線)+神戸淡路鳴門道が挙げられますが、全通後は無料の東播磨道もその役割の一端を担うことになります。

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