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「熊本環状道路」がついに東西連結! 国道3号バイパス5日延伸&拡幅 市中心部へは「急がば回れ」もアリ!?

くるまのニュース 2023年2月4日 8時40分

国道3号熊本北バイパスの一部区間が2023年2月5日に4車線化。あわせて国道3号植木バイパスの一部区間が開通し、熊本西環状道路とつながります。

■国道3号植木バイパスが0.9km開通

 2023年2月5日15時に国道3号植木バイパスの一部区間が開通し、熊本の街をぐるりと取り囲む熊本環状道路の東西区間が、つながります。

 新たに開通するのは、植木バイパスの下硯川(しもすずりかわ)IC入口交差点から、四方寄(よもぎ)南交差点までの延長0.9kmです。暫定2車線で整備されます。

 両端は、熊本西環状道路(自動車専用道路)と国道3号熊本北バイパスにそれぞれ接続。これにより、熊本環状道路を構成する熊本西環状道路・植木バイパス・熊本北バイパス・国道57号熊本東バイパスが1本につながります。

 また、同時に、暫定2車線ですでに開通している熊本北バイパスは、四方寄南交差点から須屋高架橋交差点までの1.8kmが4車線化されます。

 なお、植木バイパスは、下硯川IC入口からさらに北の、九州道の植木IC付近(熊本市北区植木町亀甲)まで延びる計画です。

 計画延長9.3kmのうち南側の5.6kmは事業化されており、さらにそのうちの2.3kmはすでに開通しています。

 国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所によると、今回の植木バイパスの一部開通により、例えば平日朝7時台に御代志駅(熊本県合志市)から熊本市役所(熊本市中央区)にクルマで向かう場合、国道3号(現道)経由だと約11km・約45分ですが、開通後は熊本環状道路経由で道のりは約16kmと遠回りになるものの、所要時間は14分ほど短い約31分になるといいます。

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