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ダイハツ「新型コンパクトカー」9年ぶり全面刷新! 全長3.7mの新型「アジア」アンダー120万円でマレーシアに登場

くるまのニュース 2023年2月15日 6時40分

マレーシアにおけるダイハツの合弁会社「プロドゥア」が小型車「アジア」を全面刷新しました。

■Aセグメントの国民車「アジア」ってどんなモデル?

 ダイハツのマレーシアにおける自動車生産・販売の現地合弁会社である「プロドゥア」は2023年2月14日、Aセグメントの国民車「AXIA(アジア)」を約9年ぶりにフルモデルチェンジして発売しました。
 
 アジアは、ダイハツが日本の軽自動車で培ってきた低燃費・低価格の技術やノウハウを応用し、マレーシアのユーザーニーズを追求した5人乗りコンパクトハッチバックとして、2014年9月に発売。エントリー層を中心に多くのユーザーから好評を得ており、累計販売台数は約57万台を達成しています。

 今回のフルモデルチェンジでは「The Exciting City Car」をコンセプトとし、DNGA Aセグメント用プラットフォームの採用やD-CVTの搭載、車両の軽量化などにより、従来から約7%の燃費性能向上を実現。搭載される1リッターNAエンジン(1KR-VE)は優れた走行性能を発揮します。なお、駆動方式はFF(全輪駆動)です。

 外観は「パワフル&アグレッシブ」をテーマに、より存在感あるデザインへと刷新。全長3760mm×全幅1665mm×全高1495mmというコンパクトなボディサイズでありながら、5人が乗れる広くて使いやすい室内空間や荷室スペースを確保しました。

 さらに、高速走行など、マレーシアの道路環境に最適な設定とした衝突回避支援システム「スマートアシスト(現地名:Advanced Safety Assist)」に新たな機能を追加し進化。また、車線変更時の後方確認をアシストするブラインドスポットモニターなど、充実した安全装備を搭載しています。

 新型アジアのマレーシアでの価格は3万8600リンギットから4万9500リンギット、日本円で約117万円から約150万円(1リンギット=30.3円で換算)。国民車のなかでも、特にエントリーユーザーに向けた商品としてお求めやすい価格としました。

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 プロドゥアは、1993年にダイハツとの協業により創業した、小型車を中心としたマレーシア第2の国民車メーカーで、2006年から2022年まで17年連続でマレーシア国内販売シェアトップを獲得しています。

 2021年3月には、ダイハツの海外事業におけるDNGA第1弾となるコンパクトSUV「アティバ」、2022年7月には7人乗りMPV「アルザ」を発売。今回の新型アジアがマレーシアにおけるDNGA第3弾商品となります。

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