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トヨタ新型「プリウス 左ハンドル仕様」は「鋭さ強調カラー」もあり!? 内装も上質「ホワイト」を設定!? 国内では選べない内外装色とは

くるまのニュース 2023年2月21日 10時10分

2023年1月10日に発売された新型ハイブリッドカーのトヨタ「プリウス」ですが、北米仕様では日本には設定されない内外装色もあるようです。

■北米仕様の「プリウス」は内外装色に違いあり?

 トヨタは2023年1月10日、新型ハイブリッドカーの「プリウス」を発売しました。
 
 トヨタのグローバルモデルに位置し海外市場でも順次発売されていますが、なかでも北米モデルでは日本にないボディカラーや内装色も設定されているようです。

 世界初の量産ハイブリッドカーとして1997年に登場したプリウス。トヨタを代表する車種としてグローバルで展開されています。

 7年ぶりのフルモデルチェンジが行われ、5代目となった新型プリウスは「Hybrid Reborn」をコンセプトとし、「一目惚れするデザイン」と「とりこにさせる走り」を兼ね備えたクルマを目指して開発されました。

 歴代プリウスは低燃費であることや環境性能の高さをアピールしていましたが、新型プリウスでは内外装や動力性能のスポーティ性を高め、新たな魅力として加えたことが特徴です。

 シンプルでありながら抑揚のあるボディ造形は、長く愛されるための「感性に響くエモーション」と「普遍的な美しさ」を表現したといい、19インチの大径ホイールの採用や先代モデルよりも角度を寝かせたAピラーなど、全体的にクーペ風のシルエットをまとっています。

 そのデザインを引き立てるボディカラーとして日本仕様では6色を用意(ビジネス向けグレードを除く)。

 低く固められたスポーティなスタイリングを強調する色として、「エモーショナルレッドII」「ダークブルー」「マスタード」の「赤・青・黄」3原色は新型プリウス発表時に展示されたカラーで、5代目プリウスの革新的なイメージを持たせる特徴的なものだといえます。

 ほかにも、国産車では定番色の「プラチナホワイトパールマイカ」「アティチュードブラックマイカ」「アッシュ」の白・黒・グレー各色を用意しています。

 一方で、北米モデルを見ると6色展開である点は同一ですが、イエローのマスタードが設定されない一方で、「カッティングエッジ」というシルバーが追加されています。

 日本仕様でもシルバーは存在しますが、ビジネス向け専用グレード「X」のみの設定でこちらはシンプルな「シルバーメタリック」となっているのに対し、北米モデルのカッティングエッジは、やや明るさが落とされたシルバーとなり、ボディのキャラクターラインが強調されている印象です。

ちなみに、ブルーやレッド、ブラックやホワイトなど、北米モデルと日本仕様で共通するカラーがありますが、それぞれの名称は異なっています。

 内装を見てみると、日本仕様ではベースカラーとしてブラックを採用。最上級グレード「Z」では「マチュアレッド」を選択することで、シートやインパネの各部にレッドがあしらわれた仕様となります。

 しかし北米モデルでは、ブラックに加えてベースカラーに「ライトグレー」を設定。スポーティなデザインはそのままに、より上質な内装に雰囲気が変わります。

 日本仕様とは違いマチュアレッドの設定はないようですが、最上級モデル「リミテッド」を選択するとブラックの内装でもシートステッチがホワイトとなるなど、より高級感が増した仕様になっていることが特徴です。

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 なお、新型プリウスはハイブリッドモデルが先行発売されており、PHEVモデルは2023年3月頃の発売を予定しています。

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