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「ハイエース」が「快適」すぎる!? 「家庭用エアコン」完備の「オシャ」な車中泊カー「ソラン」を初公開

くるまのニュース 2023年2月26日 11時50分

レクビィは「ジャパンキャンピングカーショー2023」で、新型キャンピングカー「レクビィ ソラン」を初公開しました。快適さがウリだといいますが、どのようなクルマなのでしょうか。

■コンパクトな標準ボディに「家庭用エアコン」をインストール

 キャンピングカーメーカーのレクビィ(愛知県瀬戸市)は、2023年2月3日から6日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「ジャパンキャンピングカーショー2023(JCCS2023)」で、新型車「レクビィ ソラン(以下、ソラン)」を初公開しました。
 
 トヨタ「ハイエース」ロングボディ・標準ルーフ車をベースにした新型キャンピングカーですが、最大の特徴は、室内後部に家庭用エアコンを採用した点にあります。

 近年のキャンプ・車中泊ブームによりさまざまなキャンピングカーが展開されていますが、各社ともエンジン停止時の機能性や快適性の向上にしのぎを削っています。

 ハイエースをベースにしたキャンパーではこれまで、比較的空間に余裕のあるスーパーロング・ワイドボディのモデルに家庭用エアコンを装着し、夏場の車中泊での快適さを大幅にアップさせるモデルもありました。

 そんな中で登場した新型キャンパーのソランは、全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mmと、ハイエースのなかでも比較的コンパクトなボディサイズを持つ、標準ボディ・標準ルーフ車をベースにした点が特徴です。

 ソランでは、コンパクトなボディはそのままに、車体後部の窓を車外に張り出す「エクステンションパネル」に交換。

 拡がった空間にエアコン本体を装着し、リチウムイオンバッテリーと高性能インバーターと組み合わせた「バン・クール・デバイス」をコンパクトな標準ボディにインストールしました。

 室内は明るいカラーが印象的です。見た目にもオシャレなことはもちろんですが、それ以外にも目的があるといいます。

 レクビィでは次のように説明します。

「従来の当社製品にはない明るい基調の内装は、ペットが映えるように計算されています」

 小型犬などのペットとの旅がより思い出深いものとなるよう、室内で記念の写真を撮影しても、明るく映ることも重視されたのです。

 また内装材自体も水、摩擦、爪立てに強い素材とし、前出の家庭用エアコンの装備と共にペット旅への配慮が図られています。

 ペット連れの来場が可能なJCCS2023会場では、ソランの特性を際立たせるためにペット用品通販サイト「ペピイ」とコラボ。「ペットと楽しむ車内空間」をコンセプトにした展示を行い、愛犬家ユーザーなどからも注目を集めていました。

※ ※ ※

 ソランはガソリン車(2WD/4WD)とディーゼル車(2WD)が選択でき、全車が8ナンバー登録。乗車定員は6名、就寝定員は3名となります。

 消費税込み価格は、737万円から829万4000円までです。

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