2022年2月22日、日産の欧州法人は、パートナーシップを締結している探検家クリス・ラムゼイ氏の冒険の出発が迫っていることを発表しました。この挑戦において、日産はSUVタイプの電気自動車「アリア」の専用カスタム仕様を提供します。
■日産の最先端4輪制御システム「e-4ORCE」を搭載！
日産の欧州法人は2022年2月22日、パートナーシップを締結している英国の探検家クリス・ラムゼイ氏が計画する冒険の、出発のカウントダウンが開始したことを発表しました。
クリス氏は、北極から南極までの2万7000kmにおよぶ長距離をクルマで走破する世界初の遠征を予定しており、日産はこの挑戦に使用する車両として、SUVタイプの電気自動車（EV）「アリア」の専用カスタム仕様を提供します。
この遠征は2023年3月に出発となり、クリス氏は妻のジュリー氏とともに北極から北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカを通過し南極を目指します。両氏は、北極から南極までクルマで走り抜ける世界で初めての人間となる予定です。
道中はさまざまな気候条件や過酷な道路条件下での走行が計画されており、雪に覆われた氷河から危険な山岳地帯、広大な砂漠と、息を呑むような前人未到の領域に突入することが予想されます。
今回クリス氏の冒険の相棒となるアリアは、極限の地形でも走破できるように専用のカスタムが施され、巨大なホイールアーチに潜む39インチタイヤや、特製のサスペンションを装備。タフ感あふれるエクステリアからも、ただならぬ雰囲気が漂っています。
さらにアリアの四輪駆動システムには、日産の最先端の4輪制御システム「e-4ORCE」を搭載。
このe-4ORCEは、各輪の駆動力を自動かつ正確に調整することで、ぬかるんだ道や凍結路のような悪条件の路面でも滑らかで安定した走りを実現し、ドライバーの意図したライン通りに走行することが可能になると日産は説明します。
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クリス氏が遠征に出発する日は、絶え間なく変化する不確実な気象条件を見極める必要があるため、完全には確定していません。
2023年3月の第4週で、条件が最良と思われる日を「出発日」とするということで、当日に決定されるということです。