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国道254号に代わる「7km近道バイパス」ほぼ完成! 関越・嵐山小川IC~寄居に新ルート誕生

くるまのニュース 2023年3月3日 7時40分

埼玉県道本田小川線バイパスが全線開通を迎えます。これにより、国道254号小川バイパスのさらなるバイパスルートが、ほぼ全線つながります。

■県道本田小川線バイパスが全線開通

 埼玉県は2023年3月1日、県道本田小川線のバイパスが28日10時に全線開通すると発表しました。

 埼玉県と寄居町、小川町は、東武東上線・男衾(おぶすま)駅付近の寄居町富田から小川町下横田までの約7kmにわたるバイパスの整備を進めています。

 この区間には、既存の道として国道254号小川バイパスが通っていますが、県西部の幹線であることに加え、関越道の嵐山小川ICとホンダの埼玉製作所寄居工場などを結んでいることもあって混雑しており、途中の高谷交差点(小川町)では慢性的な渋滞を引き起こしているといいます。また、ルートが西へふくらんでおり、やや遠回りです。

 整備中のバイパスは、この国道254号小川バイパスのルートを直線状に短絡し、交通の分散と所要時間短縮を図る狙いがあります。

 すでに寄居町と小川町による整備区間は開通しており、現在は県が県道赤浜小川線バイパスと県道本田小川線バイパスの整備を進めているところです。

 今回はこのうち、県道本田小川線バイパスの最後の区間である上横田交差点から国道254号下横田交差点(新設)までの1.1kmが開通します。

 県道赤浜小川線バイパス(1.4km)は建設が続きますが、並行する現道を利用すれば約7kmにわたるバイパスの通り抜けが今回の開通で可能に。

 県によると、国道の高谷交差点ではバイパスルート開通により24%ほどの交通量の減少を見込んでいます。

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