公式SNSにてトヨタは「#100年後のトヨタCM考えてみた」という企画を投稿しています。公開された動画にはどこか懐かしいデザインや近未来的なデザインなどユーザーがワクワクするようなクルマが続々と登場しました。
■2000GTみたいな未来のクルマ…実現したらワクワクするかも!
トヨタは2023年3月上旬から公式SNSにて、「#100年後のトヨタCM考えてみた」という企画を投稿しています。
そのなかには、どこか懐かしいデザインや近未来的なデザインなどユーザーがワクワクするようなクルマが続々と登場しました。
今回の企画は、「#TOYOTA_CGCREATORCAMP」と題されたもので、10人の若きCGクリエイターがプロのクリエイターやトヨタのデザイナーの講義を受けて「#100年後のトヨタCM考えてみた」というお題に挑むというもの。
SNSでは各クリエイターが製作する映像が続々と公開されています。
トヨタ公式SNSでは10人の作品をひとつにしたダイジェスト動画が投稿されており、いくつかのモデルを見ていきます。
動画冒頭には、かつてトヨタが販売していた「2000GT」のようなシルエットが特徴の2ドアクーペが登場し、製作者のSNSによれば「少し未来なスポーツカーをモデリングしてみました」とのこと。
次には赤いボディカラーが印象的な丸目2灯の「S800(通称ヨタハチ)」に似たコンセプトカーが登場。製作者のSNSによれば「100年後の『用途に合わせてカスタマイズ可能な車』といったコンセプトで制作」しているといいます。
次にはトヨタの自動運転車両「e-Palette」のようなバンタイプのコンセプトカーが登場。製作者のSNSによれば「上を付け替えられるクルマのモデルができました!その名も『 #ShareSocket』。ベース車体となるSocket Carをみんなでシェアして使える乗せる車体は用途に合わせて自由にカスタマイズ」が出来るものだと説明しています。
また後半では、レトロなデザインで丸目4灯のコンセプトカーも登場。製作者のSNS投稿によれば「高速道路よりも早く車で移動できる未来を想定し、リニアモーターカーの技術を搭載したクルマ”KLONE”」というモデルだといいます。
そして最後に登場するのが新型「クラウン」のフロントデザインにように横一文字ライトを採用した2ドアスポーツカーとなり、製作者のSNSによれば「リアルタイムレンダリング技術の融合により、走行している景色を瞬時に切り替えれる、様々な空間を走り抜ける楽しさを呼び覚ます未来のスポーツカーです」と説明しています。
10人のクリエイターによる作品のうちいくつかを紹介しましたが、これ以外にも空飛ぶクルマのようなコンセプトカーや、車内でリラックス出来るクルマといった様々な提案が動画に収められていました。
実際にこれらの動画を見たユーザーからは「どれもカッコいい」、「パッと映るこの2代目コロナマーク2っぽいヤツが気になりました」、「よく見れば70年代のセリカGT、2000GT、スポーツ800のデザインが見えました」といったコメントが寄せられています。
※ ※ ※
2023年は「東京モーターショー」改め「JAPAN MOBILITY SHOW(ジャパンモビリティショー)」が2023年10月26日ら11月5日まで、東京ビッグサイトを中心に開催されます。
様々な企業が「未来のモビリティ」を発表してくることもあり、4年ぶりの開催に注目が集まります。