ホンダの中国現地法人は、「2023年上海モーターショー」にて電気自動車（EV）「e：N（イーエヌ）」シリーズの第2弾プロトタイプを世界初公開することを発表しました。
■今度はハッチバック？ ホンダが新たに複数のプロトタイプを世界初公開！
2023年3月29日にホンダの中国現地法人（以下中国ホンダ）は、「2023年上海モーターショー」にて電気自動車（EV）「e：N（イーエヌ）」シリーズの第2弾プロトタイプを世界初公開することを発表しました。
中国ホンダは、2022年11月5日に中国・上海で開催された「第五回中国国際輸入博覧会」にて、e：Nシリーズ第2弾のコンセプトモデル「e：N2 Concept（イーエヌツー コンセプト）」を世界初公開しています。
この際公開されたモデルは、4ドアセダンのようなボディタイプとなり、エクステリアにはシャープで力強いボディラインに加え金属感を際立たせる表面処理を施しました。
インテリアは、クリーンですっきりとしたデジタルコックピットを採用し、最新の「Honda CONNECT（ホンダ コネクト）」や、光や香りなどの演出によるスマートなおもてなしの提供により、知的高揚感を感じる空間価値の実現を目指したといいます。
走行性能では、e：Nシリーズ専用の「e：N Architecture F（イーエヌ アーキテクチャー エフ）」の採用に加え、高い車両安定性や切れの良いハンドリングなど、従来よりHondaが培ってきたダイナミクス技術に基づく人車一体感の高い走りにより、独自のドライビングプレジャーを提供すると説明されていました。
そして今回の2023年上海モーターショーでは、同じくe：Nシリーズ第2弾のコンセプトモデルを複数、世界初公開するとしています。
先行公開された画像では、2台のモデルが確認できこの新たなe：Nシリーズ第2弾プロトタイプの世界初公開は、4月18日から27日まで中国・上海で開催予定の2023年上海モーターショーにて行われるといいます。
同ショーでは、このプロトタイプ以外に、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、そして2023年1月に発表となった3モデルの電動二輪車（以下、EB※＝Electric Bicycle）を展示し、中国におけるHondaの電動モビリティラインアップをお披露目予定です。
さらに智能化技術のブースでは、中国で発表された新世代コネクテッド技術「Honda CONNECT 4.0」や、全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360」の技術を体験するコーナーも。
また二輪ブースでは、大型二輪販売チャンネル「Honda DreamWing」に投入する新しいグローバルモデルを中国初公開やカスタマイズモデルの展示など、多彩な“FUN”を具現化するモデルを展示するとしています。