アウトドアデイジャパン東京が2023年4月1日・2日に開催されました。会場には珍しい仕様のトヨタ「ランドクルーザー」が展示されていましたが、どのような特徴があるのでしょうか。
■見た目からして…カッコいい! リノカのカスタムカーとは
絶好のアウトドア日和になった2023年4月1日・2日に「アウトドアデイジャパン東京」が開催されました。
会場には珍しい仕様のトヨタ「ランドクルーザー」が展示されていましたが、どのような特徴があるのでしょうか。
絶好のアウトドア日和になった4月1日・2日、東京の代々木公園ではOUTDOOR DAY JAPAN 2023 TOKYOが開催されました。
会場には多くのキャンプグッズの他に、多くの自動車関連の出展がありました。
会場のほぼ真ん中にあったのが中古車販売などを手がけるFLEXブースです。
FLEXといえば現代のクルマをリノベーション、ちょっと懐かしい感じの車にリデザインして、カッコかわいい感じに仕上げるリノカを誕生させた、ネオクラシックの先駆けでもあります。
今回は4台の車両を展示していました。
真っ赤なボディカラーが鮮やかなランドクルーザーは100系をベースにした「106」で、パっと見はランドクルーザー60系ですが中身は100系です。
なので、カーテンエアバッグ、クルーズコントロール、電子制御サスペンション、電動シートにシートヒーターといった快適装備を満載し、V8ガソリンエンジンというパワフルなエンジンを搭載しており、運転に対しての不満点は無いでしょう。
フロントグリルをオリジナルで型起こしを行い、角4灯ヘッドライトか、丸2灯ヘッドライトを選ぶことができます。
丸2灯ライトもかわいらしくて良いですが、角4灯ヘッドライトもイカツイながらも懐かしくかわいく感じられます。
インテリアにはリノカ特性のシートカバーを装備し、ラゲッジ部にはベッドキットを積むことで荷物の整理も簡単にできますし、セカンドシートを倒せば仮眠もできます。
キャリアにサイドウォーニングを付ければ、着いた現地が即基地に変わるのも良いところ。
そのお隣に展示されたのは120系ランドクルーザープラドをベースに開発された「Roy(ロイ)」です。
特徴的な丸目2灯ヘッドライトはアイコニックで注目を浴びます。それに合わせた専用のハニカム形状のグリルも作り、印象的なフロントマスクを作り上げています。
120プラドは国内ではオーバーフェンダーが装着されたワイドモデルが標準でしたが、海外向けにオーバーフェンダーの無い、ナローモデルが用意されていました。このRoyではワイドモデルとナローモデルどちらも選択可能となっています。
迫力のあるワイドモデルが良いのか、少し細身に見えるナローモデルが良いのか。ユーザーの目的にあった仕様が選べるのは良いです。
インテリアにはシートカバーが装着され、ぐっと落ち着いた雰囲気になっています。ちなみにこのボディカラーはブエブロベージュというオリジナルカラーです。
■レトロ顔ハイエースの先駆け? 2台のハイエースもすごかった!
そしてリノカを有名にしたハイエースも2台展示されていました。
1台目はリノカ ハイエースの代名詞とも言える「コーストライン」です。
ハイエースのワイドボディ・ミドルルーフをベースにしたモデルが多くラインナップされているなかで、この展示車はナローボディ・ロールーフという仕様です。
印象的な縦2段のヘッドライトや横桟型のグリルはもちろん装備しています。
ナローボディということもあり、5ナンバーサイズ(商用登録なので実際は4ナンバー)のため、取り回しもしやすいのがワイドモデルとの違いです。
インテリアにはリノカシートカバーを装着。ラゲッジスペースにはベッドキットを装備することで簡易の車中泊もできます。
もう少し本格的なキャンピングカーが良いという方向けには、新作のウッドヴィレッジがオススメです。
ハイエース標準ボディDXをベースに、エクステリアは丸目2灯ヘッドライトを装着して懐かしさを感じさせます。
インテリアはウッドヴィレッジという名の通り木をふんだんに使い、優しい室内になっています。
FASPシートを後ろ向きにセットすればリビングルームとして使え、シートを倒せばフラットなベッドルームに変わります。
DXグレードがベースということで、フロントに3人座れるのも特徴のひとつ。
真ん中は小さな子供が座るのにちょうどいいサイズ。親子3人で走っていくのも良いかもしれません。
コンパクトに必要なものが全て収まっており、キャンピングカーの構造要件が変更になったことで、ナローボディロールーフでも8ナンバーのキャンピングカーとして登録できるのも魅力のひとつです。
ネオクラシックの先駆けとなったFLEXのリノカ、バリエーションもどんどん増えて、会場で多くの注目を浴びていました。