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全長4mでMT搭載! しかも4人乗車可能なトヨタの「FRスポーツカー」が話題に! クルマ好きが注目した「S-FR」の反響とは

くるまのニュース 2023年4月6日 10時10分

2023年10月26日から11月5日まで、「東京モーターショー」改め「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」が開催されます。長い歴史があるモーターショーですが、2015年には「150万円で買えるFRスポーツ」だと話題になった「S-FR」がお披露目されました。どのような反響があったのでしょうか。

■「市販化間近」といわれたトヨタ「S-FR」とは

 2023年は「東京モーターショー」改め「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」が開催されます。
 
 モーターショーと言えば、未来のモビリティやこれから市販される可能性のあるコンセプトカーがお披露目される場として注目されており、過去には市販化が実現したモデルもいくつか存在。
 
 なかでも記憶に残った「S-FR」とはどのようなモデルで、ユーザーからはどんな反響があったのでしょうか。

 S-FRは、東京モーターショー2015で世界初公開され、「トヨタのライトウェイトスポーツの系譜を継承するモデル」とクルマ好きの間で大きな話題となったコンセプトカーです。

 開発は「150万円で買えるFRスポーツ」というコンセプトもとに進められ、購入しやすい価格設定でありながらもクルマがドライバーの意図に忠実に反応し、日常使いでも走る楽しさを満喫できるモデルとして登場しました。

 スタイリングは、ロングノーズとワイドスタンスのスポーツカーらしいデザインを採用。表情にはシャープさと愛着のわく親しみやすさをバランスよく融合させており、内装もシンプルかつ「走り」を予感させるレイアウトが施されました。

 ボディサイズは全長3990mm×全幅1695mm×全高1320mm。5ナンバーサイズに収まるコンパクトなボディですが、4人乗車が可能で実用性も考慮されています。

 ライトウェイトスポーツならではのコンパクトで軽量なボディは、6速MTを駆使して意のままに操る軽快感を味わうことが可能です。

 パワーユニットは公表されていませんでしたが、フロントミッドシップにエンジンを搭載したFRレイアウトを採用し、優れた重量配分と独立式のサスペンションによって高いコーナリング性能を実現したとトヨタは説明しています。

 このS-FRに対しては、SNSを始めとしてユーザーからは数多くのコメントが投稿され、その多くが「4人乗れて5ナンバーサイズで150万円のFRという理想的な車」「かなり期待していました」「市販して欲しかったなぁ」「今でも販売されることを期待しています」や、「GR86はサイズが大きくなったし、今こそS-FRの時代だと思う」「500万のスープラよりこっちの方が歓迎される」など、販売を期待していた、あるいは販売を今でも待っているという応援の声でした。

 その他には「ポケモンみたいで愛嬌がある」「このデザインだったら買ってた」「こんなにカタチがまとまっているのに販売しないなんて勿体ない」とデザインを評価するコメントや、「もう少しデザインがヨタハチっぽいと良いな」「オジサンには可愛すぎる…」というデザインへの要望も見られました。

 また「5年ほど待ってたけど出ないからロードスターにしました」「出なかったからスイスポを買った」というほかのスポーツカーの購入に至った人の声と、「スズキと組んでコンパクトスポーツを出すとの噂もあるし、頑張って欲しい」と、S-FRとは違うかたちであっても今後新たなスポーツカーの誕生に期待する、ファンからの熱いコメントが寄せられました。

※ ※ ※

 S-FRはカスタマイズ仕様も発表され、いよいよ市販化かと期待されましたが、2023年現在も発売される様子はなく、開発が白紙になったともいわれています。

 完成度も人気も高いモデルだっただけに、2023年10月のJAPAN MOBILITY SHOW 2023ではS-FRのコンセプトを継ぐような走りの楽しさを追求したスポーティなモデルが登場するか、注目が集まります。

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