運転テクニックに自信がないドライバーや小柄な人の場合、駐車券を取るのに苦労した経験がある人も中にはいるかもしれません。では、そういったトラブルにはどのような対策方法があるのでしょうか。
■運転テクニックに自信がない人や小柄な人などに便利なアイテムがある?
公共の駐車場を利用する際、発券機や清算機を使う時に上手く券を取ることが出来ないことがあります。
では、そういった状況においてどのような対策方法があるのでしょうか。
ドライブに出かける際に、公共の駐車場を利用するドライバーは多くいることが予想されますが、その際に発券機や精算機を利用することがあります。
スムーズにクルマを寄せられた場合、発券機や精算機で駐車券を取り、清算することも難しくはないものの、久しぶりの運転で失敗してしまう人や小柄なドライバーの場合は、駐車券の受け取りやお札の投入に苦労したことがある人もなかにはいるかもしれません。
駐車券がうまく取れなかった場合、シートベルトを外して身を乗り出してみたり、クルマからいったん降りたりするなど、さまざまな工夫が必要です。
こういったやりとりは面倒なだけでなく、後続車に迷惑をかけてしまったと思い、せっかくのドライブが楽しくなくなってしまうこともあります。
このような発券機や精算機に苦手意識があるドライバーは、内輪差や外輪差、タイヤの位置、車幅感覚などをうまく把握できていない可能性があります。
これらの感覚を掴み、発券機や精算機に寄せる際は、低速で運転し、早くハンドルを切らずになるべく直角に曲がるようにすることが対策のひとつです。
しかし、簡単には運転テクニックを磨くことができません。では、どうしても駐車券がうまく取れないドライバーには、どのような対策方法があるのでしょうか。
そのようなトラブルにうってつけのアイテムが、駐車券発券機専用トング「トレッタング」です。
トレッタングとは、発券機や精算機における「もう少しなのに手が届かない」というドライバーに向けて、発券機から少し離れた距離でもスムーズに駐車券を取ることができるアイテムです。
このトレッタングは、駐車券やお札が掴みやすいようにポリカーボネート樹脂が原料のプラスチック素材とゴムで作られており、少しの力でしっかりグリップするようになっています。
この技術については、実用新案登録出願中となっており、さまざまなこだわりや努力がうかがえます。
このトレッタングが開発された経緯について、販売元である「有限会社 月虹」の担当者は、以下のように話します。
「特に小柄な方やペーパードライバーの方などは、駐車券が取りにくく困っている人も多くいます。
ドアを開けて出ようとしてもシートベルトが邪魔をしてイライラしたり、後続のクルマに迷惑をかけないかと心配したり、様々な苦労が考えられます。
そのような悩みを解決するために考案したのが、この発券機専用のトングである『トレッタング』です」
■どういった人が購入している? 使ってみた感想とは
では、実際にどのようなユーザーが購入しているのでしょうか。前出の担当者は以下のように話します。
「まだ販売したばかりですが、購入者はあまり運転に自信のない人や小柄な人が多く、ご好評いただいております。
制作にあたり、さまざまな人にインタビューをしましたが、やはり今までに駐車券が取りにくい経験をされた人たちが多くいらっしゃったので、その方々のサポートツールとして需要が見込めます」
さらに、トレッタングの反響について以下のように話します。
「実際に購入した小柄な女性からは、『今までにもう少しで発券機に手が届きそうな場面があり、トレッタングを利用することでドアを開けたり閉めたりといった手間が省けるようになりました』といった声をいただいています。
そのほかにも、『とても便利で清算機を使うときも同様にお札をしっかり掴め、以前の不安が軽減され、クルマに常備しておくことで安心感がある』など、さまざまなご意見をいただいております」
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ちなみに、この駐車券発券機専用トング「トレッタング」は、前述した用途だけではなく、車内の落とし物を拾ったり、ドライバーさんへの贈り物にしたりなど、さまざまな用途で使用することができます。