九州道の鳥栖JCT~久留米IC間に設置予定の味坂スマートIC(仮称)の名称が「小郡鳥栖南スマートIC」に決定しました。
■物流効率化に寄与
福岡県・佐賀県・小郡市・鳥栖市・NEXCO西日本九州支社は2023年3月30日、九州道で建設を進めている味坂スマートIC(仮称)の正式名称が「小郡鳥栖南(おごおりとすみなみ)スマートIC」に決まったと発表しました。
名称については、福岡県小郡市と佐賀県鳥栖市の境界に位置することから両方の市名を入れ、さらに利用者に分かりやすいよう方位を用いたといいます。
小郡鳥栖南スマートICは、鳥栖JCTから南へ3.1km、久留米ICから北へ6.3kmの小郡市福童に設置されます。
本線直結型で出入口は全方向に開設し、ETC搭載の全車種が24時間利用できます。新設するアクセス道路を介して、国道3号や福岡県道88号久留米小郡線と接続する計画です。2024年度の開通を目指して工事が進められています。
九州道と長崎道・大分道が交差する鳥栖は、九州各地へアクセスしやすいことから鳥栖商工団地や鳥栖流通業務団地、グリーンロジスティクス・パーク鳥栖などの物流拠点の集積が進んでいます。
小郡鳥栖南スマートICができると物流拠点から高速道路への所要時間が縮まるとともに、国道3号をはじめとする一般道の混雑が緩和する見込みです。また、周辺開発や企業誘致の活性化も期待されています。