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オンもオフも、シャコタンもシャコアゲも勢ぞろい!? トーヨータイヤの「ファンミーティング」が色々凄かった!

くるまのニュース 2023年4月10日 20時10分

「TOYO TIRES FAN MEETING(TTFM) 2023 inさいたま」が大門上池調節池広場(さいたま市緑区)にて開催されました。来場したオーナーの熱い想いを聞いてみました。

■「TOYO TIRES FAN MEETING 2023 in さいたま」開催!

 トーヨータイヤは2023年4月9日に、「TOYO TIRES FAN MEETING(TTFM) 2023 inさいたま」を、埼玉スタジアム2002に隣接した大門上池調節池広場(さいたま市緑区)にて開催されました。
 
 2023年12月に大阪で開催された「TOYO TIRES FAN MEETING」が大盛況だったことをうけて、関東で初めて開催されました。

 事前にトーヨータイヤのInstagramで参加を募り、会場オープン時間とともに多くのユーザーが集まりました。

 トーヨータイヤと言えば、最近ではオフロードタイヤのオープンカントリーが、その走破性とホワイトレターが施されたサイドウォールの作り込みなどで、ファッション性と走行性能どちらにおいても人気を得ています。

 ドリフトを中心とするモータースポーツにおいても、Team TOYO TIRES DRIFTの人気は高く、D1やフォーミュラードリフトでも好成績を納め、一般ユーザーにおいても人気を得ています。

 つまりオンロードでもオフロードでも人気を得ているトーヨータイヤとしては、オンだけ、オフだけというカテゴリー別にするのではなく、トーヨータイヤを愛してくれるユーザーみんなで「一緒に楽しみたい。」という気持ちもあり、オールジャンルのトーヨータイヤユーザーを対象にしたイベントとなっています。

 中央にセットされたステージから左右に、トーヨータイヤを装着したカスタマイズ・チューニングショップのデモカーがずらりと並びました。オフ車の横にドリフトマシンといった具合に、ジャンル別になっていないところが良い感じです。

 参加者はステージに向かい駐車を行いますが、前方にプロクセススポーツなどのオンロード系、後方にオープンカントリーを履いたオフロード系と、同じようなカスタムを見る時に便利なように分られていました。

 同じようなカスタムでも、タイヤサイズやホイールのインセット違い、プロクセススポーツやR888Rという銘柄での違い。

 オープンカントリーでもA/T、M/T、R/Tによる見え方の違いなどが、分かりやすく比較できるような駐車体制になっていました。

 そんなカタチで並べられたクルマ達。参加したユーザーを直撃してみました。

 スバル「XV」をシャコアゲして、オープンカントリーを装着していたKayJayさん。

 1.5インチアップにオープンカントリーR/T 225/55R18を履かせ、サイドにロックガードのステップ、キャリアにスコップやボックス、サイドウォールを装備、リアラダーなど完全にUSオーバランドスタイルに仕上がっています。

 実は他社のM/Tタイヤも持っているそうですが、いまはトーヨータイヤのR/Tがちょうど良いと感じているそうです。

 A/Tだと物足りないし、M/Tだと少し実用性に劣る。そんなところでR/Tタイヤはちょうどよく、走りも良く音も気にならないそうです。

 同じスバルでもシャコタン仕様になっているのが、和@VMGさんのレヴォーグです。

 フロントグリル・フロントリップ、サイドステップはリベラル製、リアサイドはバリス製、リアディフューザーはGRF製とスポーツ感満載です。

 5cmワイドのオーバーフェンダーはチャージスピード製ですが、しっかり公認を取っています。

 ワイドになったことでタイヤはプロクセススポーツR888Rの265/35R18。ホイールはレイズ製ボルクレーシングTE37 SAGA SLで18×10J+20というサイズを履いています。

 グリップも良くてトレッドパターンも良いと言います。こんな走り屋仕様ですけど車内にはロッドホルダーをセットして、釣りやキャンプにも行くそうです。マルチに使えるレヴォーグの本領発揮です。

車高を上げたスバル「XV」にオープンカントリーを装着しているKayJayさん

 ユーザー駐車スペースのど真ん中に止まっていたのは、りゅ~せいさんのBMW 「335i」です。

 爽やかなブルーが鮮やかですが、なんとホンダFIT純正色だそうで、パンデム製のワイドフェンダーが装着されていて迫力満点です。しかもフェンダー装着やオールペンをDIYで行ったといいます。

 ESR ForgedのES3 F:19×10J-25、R:19×13.5J-35というホイールに、F:265/30R19、R:325/30R19というど迫力のR888Rをインストールしています。

 国内向けサイズでは上から2番目の太さの265/30R19。その上は285/35R20となり、19インチでさらに太い325サイズは国内にはラインナップされていません。そこでアメリカから仕入れたというから驚きです。

 置きのイベント専用に仕上げたクルマですが、日常使用からときにこのままでキャンプにも行くというからまたまたびっくりします。

■個性は色々だけど…みんなクルマ好きには変わらない? なかでもジムニーが人気?

 軽オフローダーとして人気の高いスズキ「ジムニー」で鮮やかなブリスクブルーメタリック×ブラックルーフに乗る、じみー@Gさん。

 DIYで行ったチッピング塗装が施されたグリル、CLLINKのアルミキャリアやリアラダー、IPF製のワーキングランプなど、オフロード系定番っぽいカスタムですが、会場にはこの1台しかこのようなカスタムジムニーはいませんでした。

 レイズ製デイトナFDX-J 16×5.5J+20にオープンカントリーR/T 185/85R16というドンピシャサイズをインストールしています。

 昔JB23ジムニーに乗っていたことがあり、その時にM/Tタイヤを履いていたことがあり、そのときはロードノイズが気になったことがあったそうです。

 今回はゴツゴツタイヤは欲しいけど、うるさくないであろうM/Tタイヤにしたといい、なによりホワイトレタータイヤは外せない要素だったそうです。

 確かに全体的にしっくりくるカスタム内容となっています。欲を言えば「スタッドレスにもホワイトレターがあれば良いのに」と話していました。

 同じ仕様に仕上げたミニカーもダッシュボードにセットし、ミニカーに合わせたカスタムなのか、実車に合わせたミニカーなのか。どちらもカスタマイズを楽しんでいました。

ジムニーは人気の1台? 会場には様々なジムニーが展示されていた

 同じジムニーでもノーマル然としているけど、細かくカスタマイズしているのは、jimny_38さんです。

 ミディアムグレーという渋いカラーですが、会場にはジムニーシエラも含めれば3台同じカラーがありましたので、人気なのかもしれません

 角張った見た目とこのカラーを見て「即決で買いました!」というからjimny_38さんには刺さったようです。

 FWK(FUN with Kcar)製のグリルと前後バンパーを装着。1インチアップの車高に合わせるのはFWKのキングダムホイールII 16×55+22にオープンカントリーR/T 185/85R16をセット。

 ホイールの雰囲気もありどこかクラシカルな雰囲気です。FWKのレザーインテリアとあいまって女性らしさが溢れています。ルーフに貼られたパッチも可愛らしいです。

 そのほかにもローダウンされたBMWやアウディ、GT-RやRC-Fなどのスポーツカーがずらりと並び、リフトアップされたSUVが迫力あるスタイリングを魅せるなど、多種多様なカスタム車が一斉に見られました。

■プロクセス/オープンカントリーを装着したクルマのコンテストを実施、その結果は?

 その中でプロクセスを履いた車両とオープンカントリーを履いた車両のドレスアップコンテストが発表されました。

 プロクセス賞を受賞したのは、DACHさんのBMW「3シリーズ(E30)」です。

 エクステリアはパンデム製のオーバーフェンダーを装着し、ローダウンが施されてかっこいい雰囲気になっています。

 レイズ製ボルクレーシングTE37V F:15×9J-6 R:16×9.5J-25に、プロクセスR1RをF:205/50R15 R:225/45R16という組み合わせで履かせています。

 エンジンルームをオープンにしてアピールしているので見てみると、中にはホンダ「オデッセイ」のK24エンジンがスワップされています。これら全てをDIYで行い、公認もしっかり取っているというから脱帽です。

フォード「F350 デューリー」に乗るBOUNTY HUNTERさん

 オープンカントリー賞を受賞したのは、なんともど迫力なフォード「F350 デューリー」に乗るBOUNTY HUNTERさんです。

 フルサイズアメリカントラックでさらに後輪がダブルになっているデューリー仕様のF350。

 そのサイズ感のすごいですが、アメリカのどこかのお店のトラック風に仕上げられたピンストライプやサイドイラストなどの雰囲気が最高です。荷台にはモトクロスバイクを積み込み、トランポとしてもしっかり活用しているそうです。

 F350純正ホイールに、F:235/85R16、R:255/85R16をダブルのオープンカントリーM/Tを装着しています。その武骨な雰囲気もアメリカンな感じがして最高です。

※ ※ ※

 イベント自体はまったりとユーザー同士のコミュニケーションや、ショップへのカスタム相談などで盛り上がっていました。

 2023年はこのTOYO TIRES FAN MEETINGを複数回行っていくようで、随時トーヨータイヤのInstagramやTwitterで情報を発信していくといいます。

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