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ガソリン4週連続値上がり レギュラー平均168.3円、補助金の支給単価も増額へ

くるまのニュース 2023年4月12日 15時30分

経産省資源エネルギー庁が、ガソリン店頭価格を発表しました。レギュラー全国平均は、4週連続の値上がりです。

■先週から0.2円値上がり

 経済産業省資源エネルギー庁は2023年4月12日、レギュラーガソリンの10日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。

 全国平均は1リットルあたり168.3円で、前回(3日)時点から0.2円高くなりました。

 4週連続の値上がりです。

 都道府県別にみると、26府県で値上がり、5県で横ばい、16都道県で値下がりをしています。

 店頭価格で最も安かったのは宮城県で161.7円、次いで岡山県162.5円、兵庫県162.7円です。

 一方、最も高かったのは長崎県で178.6円、次いで長野県178.5円、鹿児島県177.1円でした。

※ ※ ※

 ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に2022年1月から1リットルあたり5円、3月から25円、4月から35円を上限に支給しており、さらにそれでもガソリン1リットルの平均価格が170円(4月25日週以降は168円程度)を超過したら、その半分を支援すると発表しています。

 ただし2023年1月から上限の引き下げを始めており、1月33円、2月31円、3月29円、4月27円、5月25円と段階的に減らしています。なお、上限を超過した分への半分の支援は維持されます。この燃料油価格激変緩和措置は、2023年9月末まで実施される予定です。

 経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、2022年12月以降180円台後半を小刻みに上下してきました。4月3日にはいったん176.1円まで安くなりましたが再び上昇しており、来週17日時点では185.2円になると見ています。

 このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は11.9円でしたが、あす13日から17.2円に増額される予定です。

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