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日産「新型コンパクトミニバン」を発表! 両側スライドドアと「伝統デザイン」採用で反響多数! 新型「タウンスター」欧州投入

くるまのニュース 2023年4月20日 10時10分

日産が欧州市場向けに展開しているコンパクトミニバン「タウンスター」。2023年4月12日にはEV仕様となる新型モデルが発売され、日本でもSNSを中心に様々な意見が投稿されました。

■日産の新型コンパクトミニバンに「欲しい!」の声

 2023年4月12日、日産の欧州法人は新型のコンパクトミニバン「タウンスターEV パッセンジャー」を発売しました。
 
 このクルマは、すでに欧州市場で展開されている小型EV商用バン「タウンスターEV」を乗用タイプに改良したモデルですが、日本でも新型タウンスターについてSNSを中心として様々な意見が投稿されています。

 タウンスターは、ルノーの乗用バン「カングー」と共通するプラットフォームを採用する商用車シリーズで、ガソリン仕様の「タウンスター」とEV仕様の「タウンスターEV」がラインナップされています。

 ガソリン仕様のパワートレインには、最高出力132馬力・最大トルク240Nmを発揮する1.3リッターターボエンジンを搭載。

 EV仕様には最大出力90kW・最大トルク245Nmを発揮するモーターと45kWhのバッテリーを組み合わせ、最大300kmの航続距離を実現しています。

 今回発表されたモデルはタウンスターの一般向け乗用モデル「パッセンジャー」で、タウンスターの乗用モデルとして初めてEVモデルが追加されました。

 パワートレインは基本的にタウンスターEVと共通するものの、乗用モデルに変更されるにあたり、航続可能距離は最大285kmに変更されています。

 タウンスターEV パッセンジャーは、フロントグリルに日本の伝統的な模様である「組子模様」を採用。日本ならではの精巧さとともに、高い上質感も演出しています。

 インテリアにはリアシートに60:40分割機能とロングスライド機構を装備し、折りたたむことでラゲッジルームを最大2500リットルまで拡大することができます。

 オプションには快適性を高めるデュアルゾーンエアコンやステアリングヒーター、後席への送風ダクトを設置し、商用モデルと差別化。さらに先進安全運転支援機能の「プロパイロット」や駐車をアシストする「インテリジェント アラウンドビュー モニター」機能も装備しています。

 この新型タウンスターEV パッセンジャーおよびタウンスターシリーズついて、SNSでは「すごく日産らしい良さげな車…」「国内販売やっちゃえ日産!」「久々に気になる日産の新型車。日本導入に期待したい」「なんとか国内向けを作ってください」などの“欲しい”あるいは“日本での販売を希望する”という意見が数多く投稿されました。

 また、それとともに「マニュアルがあるのも嬉しい!」「個人的にはこういうモデルにこそマニュアルが欲しい」というMTが存在するモデルという点に注目し、日本国内にもMT搭載モデルを増やして欲しいという声も。

 そのほか、「トヨタのシエンタに負けないモデルを日産でも展開して」という、人気の高いコンパクトミニバンを日産でも販売して欲しいと熱望する意見や、「キューブのラインナップ復活を期待したい」「キューブを後部スライドドア化して売り出せば良いのに…」などの、かつて日産がラインナップし、一時は7人乗りも用意していたコンパクトカー「キューブ」に代表されるようなファッショナブルなコンパクトミニバンの導入を求める人も見受けられました。

※ ※ ※

 新型タウンスターEV パッセンジャーは、欧州の各市場で展開されるということで、日本市場への導入については現在日産からのアナウンスはありません。

 しかしSNSなどでの反響を見ると、現在日本ではラインナップされていない日産のシンプルでコンパクトなミニバンも求められているようで、タウンスターシリーズが日本国内で展開された場合に人気モデルとなる可能性も否定できないところでしょう。

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