Infoseek 楽天

全長3.4mのレクサス「超小型SUV」!? “迫力フェイス+極小ボディ”でまさかの4人乗り! 斬新すぎた「LF-SA」とは

くるまのニュース 2023年5月4日 6時10分

モーターショーなどの自動車関連イベントでは様々なコンセプトカーや、新型車が発表され人々の未来に対する期待感を高めますが、2015年にスイスで開催された「ジュネーブモーターショー」で、レクサスはウルトラコンパクトクラスのコンセプトカー「LEXUS LF-SA」を出展していました。もし市販車版となるモデルが登場すれば“レクサス最小級SUV”の位置づけになります。

■レクサス最小級SUV「LF-SA」提案されていた

 モーターショーやオートサロンなどの世界各国で開かれる自動車関連イベントでは様々なコンセプトカーや、新型車、カスタムカーが発表され人々の期待感を高めます。
 
 2015年にスイス・ジュネーブで開催された「ジュネーブモーターショー2015」でレクサスは、ウルトラコンパクトクラスのコンセプトカー「LEXUS LF-SA」を出展していました。

 LF-SAは、2+2シーター(4名乗り)のコンセプトカーです。レクサスはこのクルマについて当時「LEXUSが今まで踏み込まなかった領域となる、ウルトラコンパクトクラスで究極のラグジュアリーを具現化した」と説明していました。

 そのボディサイズは、全長3450mm×全幅1700mm×全高1430mmと、これまでにレクサスが販売・提案してきたクルマの中でも最小クラスのボディサイズ。

 エクステリアは、彫りの深いボディ造形により、見る角度によって刻々と表情が変化して見えるデザイン。フロントエンブレムを中心とした放射パターンのスピンドルグリルは、立体的にフロントフェンダーへ続き、ボディの踏ん張り感を強調するほか、リヤホイールアーチ上の大胆な削り出しによる構成面がボディのメリハリを強調し、ダイナミックかつ前進する力強さを表現するなど、“SUV”らしいワイルドな仕上がりです。

 インテリアは、コンパクトな外観でありながら、大きく弧を描いたダッシュボードが広い室内を演出するほか、今見ても先進的な印象に仕上がっています。また、助手席はスライド可動式とし、後席への乗降性に配慮されています。

※ ※ ※

 LF-SAという車名は、Lexus Future Small Adventurer(未来の小さな冒険者)を意味し、未来の生活スタイルにおいても運転の歓びを追求する精神がその名に込められているといいます。

 そんなLF-SAの“市販版”と言えるモデルはこれまでに存在していませんが、昨今レクサスのエントリーモデルであった「CT」の終了により、新たなエントリーモデルとなる“レクサス最小級SUV”の登場が各紙やSNSで話題となっており、SUVのようなデザインを持つLF-SAの市販版のようなクルマが登場する可能性を完全には否定できません。

 今後のレクサスの動向に、注目です。

この記事の関連ニュース