モータースポーツの最新の技術や取り組みが分かる自動車技術会のフォーラム(講演会)が、2023年7月にオンラインで開催されます。専門の技術者だけなく一般の人も無料で参加可能です。
■7月13日開催
自動車産業は今、「循環型社会」や「脱炭素」に向けて大きく舵を切っていますが、技術の実験や展示といった側面もあるモータースポーツもまた、大きな変革に迫られています。
公益社団法人自動車技術会は、こういった自動車の技術や産業に関する最新の動向や将来の展望を広く紹介するフォーラム(講演会)を定期的に開催。7月には参加費無料で「モータースポーツの最前線」に触れられるフォーラムが計画されています。
自動車技術会は、自動車に携わる研究者や技術者の会員約4万7000人と、賛助会員約700社から構成される学術団体ですが、同会のフォーラムは会員・非会員問わず誰でも無料で聴講できるのが特長です。
2023年夏は7月12日から14日まで3日間にわたり開催。そのうち13日には「モータースポーツ技術と文化」と題するフォーラムが、オンラインで開催されます。
講演は、新たなモータースポーツとして急速に広まっているeスポーツをはじめ、2輪からは今季限りでモトGPへの参戦を終了するスズキの活動、次世代を見据えたスーパーフォーミュラの取り組み、WRCでのトヨタの最新の取り組み――の4テーマを予定。
聴講には事前登録が必要ですが、講演はオンラインで途中の入退室も可能。専門の技術者だけでなく、自動車が好きな一般の人々や、将来は自動車産業に関わりたいとする中高生や大学生の参加も歓迎といいます。
参加は無料。申し込みは自動車技術会のウェブサイトで可能です。