レクサスが2023年秋以降の発売を予定している新型コンパクトSUV「LBX」は豪華なインテリアが特徴ですが、そのインテリアを彩る「照明」にもこだわりがあるようです。
■車内を彩る「オシャ照明」を採用! 自分好みのカスタムが可能
レクサスは2023年6月5日、新型コンパクトSUV「LBX」を世界初公開し、2023年秋に発売すると発表しました。
上質感を高めた内外装が特徴ですが、車内をあざやかに彩る工夫装備も採用されています。
新型LBXは、「高級車の概念を変えるサイズのヒエラルキーを超えた次世代レクサスモデル」というコンセプトのもと、「本物を知る人が、素の自分に戻り気負いなく乗れるクルマ」を目指したと言います。
プラットフォームにはコンパクトカー向けのTNGA GA-Bを大幅改良したものを採用し、1.5リッター直列3気筒エンジンとモーターを組み合わせるハイブリッドシステムには、専用ユニットを搭載しました。
さらにサスペンションやブレーキなどにもチューニングを施し、レクサスの提唱する乗り味「Lexus Driving Signature」にマッチするリニアな加速感や優れた操縦安定性を実現しました。
デザインは「Premium Casual」というコンセプトを定め、サイズを超えた上質さと存在感を表現。高い審美眼をもつユーザーが日常でカジュアルに使えるコンパクトクロスを体現したものとなっています。
エクステリアは、新デザイン「ユニファイドスピンドル」をはじめ、ワイドスタンスのボディや張り出したフェンダーなどにより、ダイナミックなプロポーションとしました。
さらにボディカラーも、上部がブラックとなる「バイトーンカラー」など計17色を用意します。
インテリアはレクサス車共通の「Tazuna Concept(タヅナコンセプト)」を採用し、プレミアムコンパクトにふさわしいしつらえにこだわったと言います。
水平基調のインパネはドアトリムまで繋がった連続的なデザインとしており、包み込まれるような感覚とコンパクトな「手の内感」を表現しました。
また、コックピットは大きな視線移動を必要とせず、運転に集中しながらナビゲーションやオーディオ操作ができるように設計されています。
また、LBXには室内を彩る特徴的な装備も採用されています。
「アンビエントイルミネーション」は計64色からなる室内イルミネーションで、インテリアの造形や素材の美しさを際立たせるものだと言います。
推奨カラーとして14色が選択でき、美しい自然現象を見た際の感情や、気持ちの変化を表現した基本カラーに加え、センターディスプレイのカラーパレットでその他50色から好みの色を選択することが可能です。
なお、イルミネーションは足元やセンターコンソール中央だけでなく、ドアトリムやセンターディスプレイ下部の小物入れにも設けられ、カラーを変えることで車内全体の雰囲気ががらりと変化します。
このアンビエントイルミネーションに加え、「COOL」や「RELAX」をはじめとする5つの世界観が表現されたグレード体系を採用。
さらに、表皮色、シートベルト、ステッチ糸の色替えなど約33万通りのコーディネートが選べるオーダーメイドシステム「Bespoke Build」により、自分好みのクルマへとカスタマイズすることができます。
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新型LBXは、日本では2023年秋以降の発売を予定されており、発売が近づくにつれて詳細情報が発表されると見られます。