トヨタの欧州法人は2023年6月13日に「次の冒険の準備はできていますか？」というメッセージと共にいくつかの歴代ランドクルーザーのエンブレムの画像を公開しました。果たしてその意味とはどのようなものなのでしょうか。予想されるのは「次期型ランドクルーザープラド」の今後です。
■まさかのトヨタ「ランドクルーザープラド」の次期型がカウントダウンか？
巷ではトヨタ「ランドクルーザープラド」が2023年中にフルモデルチェンジするではないかと話題になっています。
そうした中でトヨタの欧州法人（欧州トヨタ）から気になるアナウンスがありました。
このアナウンスは2023年6月13日にトヨタの欧州法人が公式サイトなどで公開したもので、そこでは「次の冒険の準備はできていますか？」というメッセージと共にいくつかの歴代ランドクルーザーのエンブレムの画像が明かされました。
日本のユーザーからすれば一見すると現在販売されているランドクルーザー（300系）に関するアナウンスかつ「次の冒険の準備」という言葉からマイナーチェンジや改良の可能性があると予想出来ます。
しかし、欧州などの地域では日本でのランドクルーザープラド（150系）をランドクルーザーとして販売しており、現地には商用仕様（バン）や3ドア仕様などバリエーション豊富に展開されているのです。
そうしたことから、欧州トヨタ発のアナウンスは日本におけるランドクルーザープラドに関するアナウンスと予想出来ます。
また前述のように巷で話題となっているフルモデルチェンジのウワサと重なる部分もあり、近い将来に5代目となるランドクルーザープラドが登場する可能性が考えられます。
こうした動きが出てきた中、次期型ランドクルーザープラドに関してユーザーからはどのような反響があったのでしょうか。
まず車名に関しては「次期型プラドではランドクルーザー250になるって本当？」、「プラドの名前消えるの？」、「ランクル250になるらしい…」というように車名がこれまで親しまれていた「PRADO（プラド）」から「ランドクルーザー250」に変わると言う話題が見受けられます。
デザインに関しては「これまでのプラドとGXの関係性的に、新型GXを見たら次期型プラドにも期待出来そう」、「プラドがスクエアデザインになるなら欲しい」という声も。
またボディサイズに関しては「ランクル300と変わらないサイズ感になるらしいので、駐車場に入るのか…」、「日本市場や欧州市場考えたら、新型GXのように大きくするのは得策ではない気がする」、「サイズがデカくなるのか心配」という声が見られました。
実際に首都圏のトヨタ販売店では「プラドに関しては、次期型で『名前が変わるのか？』というお問合せを頂いていますが、現状はそのような情報はわかりません。ただし、現行プラドは受注を再開したので、しばらくは販売されるようです」と話しています。
また関西圏のトヨタ販売店では「次期型プラドに関する問合せはちょくちょく頂いています。とくに新型GXが発表された後に問合せは多くなりました。販売側にはまだ情報はありませんが、期待したい1台です」と言います。
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今回、欧州トヨタがアナウンスした画像には「Phase_1_horizontal（意訳：フェーズ1_水平）」というファイル名が付けられており、今後もティザー第2弾などが出てくる可能性も考えられます。
果たして、次期型は「ランドクルーザープラド」を継続するのか、それとも「ランドクルーザー250」に一新するのか、その動向に注目が集まります。