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日産ハッチバック「リーフ」最新モデルの特徴は? 新顔&新ロゴでホイ―ルも一新

くるまのニュース 2023年6月20日 19時10分

日産のハッチバック「リーフ」は、「アリア」や「サクラ」の先駆けとなった世界初の量産EVです。どのような特徴があるのでしょうか。

■初代デビューから13年

 日産のハッチバック「リーフ」は、「世界初の量産EV(電気自動車)」として知られており、初代デビューからすでに13年が経とうとしています。

 現在、日産のEVは「アリア」「サクラ」などがありますが、それらの“先駆車”となったリーフにはどのような特徴があるのでしょうか。

 リーフは、2010年に初代が、2017年に現行の2代目が登場しました。

 2代目は当初、40kWhバッテリー仕様のみでしたが、2019年に大容量の60kWhバッテリーを搭載した「リーフe+」を追加してバリエーションを拡大。

 2020年にはグローバル累計販売台数が50万台を達成していますが、現在までリーフのバッテリー起因の火災事故は起きていないといいます。

 そんなリーフの最新型は、2022年夏の仕様改良モデルです。

 フロントグリルは、シームレスでシンプルな形状の中に日本の伝統的な木組みパターンのような作り込みをした新デザインに変更。これにイルミネーション付きのブランドエンブレムが装着されています。

 アルミホイールも16・17インチともに新しいデザインに。ボディカラーは、より白さを追求した「ピュアホワイトパール」と、漆黒感とパールのきらめきを表現した「ミッドナイトブラック」が設定され、「オペラモーブ/スーパーブラック」の2トーンを加えて全15色がラインアップされています。

 機能面は、インテリジェントルームミラーの解像度が上がり視認性が向上しています。

 一充電走行距離(JC08モード)は、40kWhバッテリー搭載車が400km、60kWhバッテリー搭載車(リーフe+)が550kmです。

 このほか、スポーツモデルの「リーフNISMO(ニスモ)」は、専用のフロントバンパーやサイドシルプロテクター、リヤバンパー、18インチアルミホイールを新世代のNISMOデザインのカラーリングに変更しました。

 日産モータースポーツ&カスタマイズが手掛けるプレミアムカスタムモデル「リーフAUTECH(オーテック)」も一部仕様変更を実施。

 内装は上質な素材やブランドを象徴するブルーステッチによるプレミアムな仕立てそのままに、全体がブラックでコーディネートされて、エアコン吹き出し口にシルバーフィニッシャーを採用しました。

 またベース車と同様にインテリジェントルームミラーの解像度を上げて視認性を向上させています。

 日産リーフの価格(消費税込み)は408万1000円から583万4400円。リーフNISMOは464万2000円、リーフAUTECHは444万4000円から561万6600円です。

 なお、リーフはクリーンエネルギー自動車導入促進補助金の対象となっており、最大85万円が補助されます。このほかエコカー減税や自治体の補助金(有無や金額は自治体による)が適用されます。

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