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ホンダ「爆速インテグラ」発売! 320馬力&6MT採用でド迫力ワイドボディ装備! 史上最強「タイプS」モデルが米で登場 約720万円

くるまのニュース 2023年6月20日 6時10分

北米ホンダの高級ブランド「アキュラ」は2023年6月19日(現地時間)、新型「インテグラ タイプS」を発売しました。

■高回転型VTECターボにワイドボディ採用

 北米ホンダが展開している高級ブランド「アキュラ」は2023年6月19日(現地時間)、新型「インテグラ タイプS」を発売しました。
 
 歴代インテグラ史上もっともパワフルなモデルだと言います。

 インテグラは1985年に初代がデビューし、北米においても翌1986年のアキュラブランド立ち上げとともに導入されました。

 ボディタイプは歴代の各モデルで異なり、セダン・クーペ・ハッチバックをラインナップしたほか、スポーツモデルである「インテグラ タイプR」は現在でも中古車市場で人気を維持しています。

 なお、2001年登場の4代目(DC5型)が2007年に販売終了して以来、その後はしばらく消滅していましたが、北米をはじめ中国などの海外市場では復活を果たしています。

 現行モデルは5代目で2022年3月に登場。5ドアボディのハッチバックボディとなりました。

 そのなかでも今回発売の新型インテグラ タイプSはスポーティモデルに位置づけられます。

 エクステリアでは、大型ダイヤモンドペンタゴングリルの採用や大型ロアグリル、エアインテーク付きアルミボンネットを装備することにより、アグレッシブなフロントマスクに進化。これらはすべてタイプS専用のデザインだと言います。

 リアデザインも一新し、初の大型センター出し3本マフラーを採用。さらにグロスブラックのディフューザーとトランクリッドスポイラーを採用することで、ダウンフォースを強化しました。

 またワイドフェンダーを装備しており、標準のインテグラよりもワイドボディ化(2.8インチ)とワイドトレッド化を実現。路面追従性と高速安定性を向上しました。

 アルミホイールは「NSX」にインスパイアされたデザインの専用10本スポーク19インチホイールを装備。これにワイドタイヤ(265/30R19)を組み合わせることで、より力強いスタンスを表現しています。

 そのほかにも、エクステリアの各部には3代目(DC2/DB8)をほうふつとさせる車名ロゴの刻印が施されています。

 インテリアには、「ウルトラスエード」を用いた専用フロントスポーツシートを装備することで、コーナリング中も体をしっかりとホールドするものとしました。

 ステアリングと専用シフトノブには、カラーステッチや「タイプS」ロゴ、パーフォレーション(穴あけ)加工があしらわれ、ダークアルマイト処理とレッドシフトパターンを施すことでプレミアム性を高めています。

 パワートレインは、インテグラ史上最もパワフルな2リッター直列4気筒「K20C」型ターボエンジンとショートストロークの6速MTを組み合わせ、最高出力320PS・最大トルク422Nmを発揮。駆動方式はFFです。

 高回転型のチューニングが施されたエンジンは、スロットルレスポンスを高めるようセッティングされており、クラス最高のパフォーマンスを誇ると言います。

 3本出しのセンターマフラーは可変バルブを搭載し、各ドライブモードで最適なサウンドへ変化します。

 さらにリミテッドスリップディファレンシャル(LSD)や、パフォーマンスチューンされた「アダプティブダンパーシステム」、13.8インチの大型2ピースフロントローターとブレンボ製4ピストンアルミニウムキャリパーを標準装備しました。

 そのほかに、16スピーカー「ELS STUDIO 3D」プレミアムオーディオシステムや先進運転支援システム「Acura Watch スイート」を装備しています。

 新型インテグラ タイプSの価格は、5万800ドル(約720万円)に設定されています。

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