ホンダが創立75周年を記念し、2023年7月4日から31日まで「Hondaウエルカムプラザ青山」で様々な車両を展示します。その中の新型EV「e:Ny1」は、どのようなクルマなのでしょうか。
■ホンダ新型EV「e:Ny1」実車初展示
ホンダは、創立75周年を記念し、2023年7月4日から31日まで「Hondaウエルカムプラザ青山」(東京都港区)で、ヘリテージモデルやグローバルで展開するモデルの特別展示を実施します。
その中には5月12日に発表した新型EV「e:Ny1」があります。
新型e:Ny1は、ホンダのEVブランド「e:N(イーエヌ)」シリーズの欧州市場向けSUVモデルです。中国では、e:NP1(広汽ホンダ)、e:NS1(東風ホンダ)という名称で販売されています。
現在欧州で展開されているEVでは「Honda e」に続く2番目のモデルであり、バッテリーEVにおけるBセグメントSUVの需要の増加に対応するモデルだと、ホンダの欧州法人は説明します。
プラットフォームは、高剛性ボディ構造、低重心、床下の空力特性という3つの基本特性に焦点を当てた、新開発のフロントモーター駆動プラットフォーム「e:N Architecture F(イーエヌ アーキテクチャー エフ)」を採用。
エクステリアは、全体的にコンパクトSUV「ヴェゼル」と共通するものですが、バンパー上部をグリルレス化するなど、EVらしい味付けがされています。
インテリアは、15.1インチの大型タッチスクリーンが特徴的な、先進的なデザインです。
パワートレインには、最高出力203馬力・最大トルク310Nmを発揮するモーターを採用。大容量バッテリーを組み合わせ、最大航続距離412km(WLTCモード)を実現しました。
そんな新型e:Ny1が、Hondaウエルカムプラザ青山で開催されるホンダ創立75周年のイベントで日本初展示されます。
この特別展示では、e:Ny1のほかにも、北米などで展開されるピックアップトラックの「リッジライン」、セダンの「TLX」など海外専売車をはじめ「ホンダA型」や「T360」「スーパーカブ」など、ホンダの歴史を象徴する様々な車両が展示される予定です。
開催期間は、7月4日から31日まで。入場は無料です。