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「100万円」以上の大幅値下げ! 超先進的な「爆速セダン」と「高性能SUV」が価格改定! テスラが「値上げラッシュ」に逆行する理由とは

くるまのニュース 2023年7月5日 21時10分

テスラは2023年7月4日、主力車種となる「モデル3」と「モデルY」の価格を改定したと発表しました。

■主力モデルの「大幅値下げ」実施!

 米国の電気自動車(EV)メーカー テスラは2023年7月4日、日本で販売中の2車種の価格を改定し値下げすると発表しました。

 対象となる車種は、同社の主力となるミッドサイズセダン「モデル3」と、ミッドサイズSUV「モデルY」です。

 モデル3は、日本で2019年から販売されているコンパクトなボディを持つ5人乗りセダン型EV。

 ボディサイズは全長4694mm×全幅1849mm×全高1443mmと、テスラのラインナップの中では控えめなサイズながら、自動運転技術「オートパイロット」技術やクルマの操作をつかさどるインパネ中央の15インチディスプレイなど、同社の持つ先進技術を搭載しています。

 グレードは3グレード構成となり、後輪駆動で565km(国土交通省審査値)の走行が可能なベースグレード「RWD」と、四輪駆動で689kmの航続距離を誇る「ロングレンジAWD」、さらに最高速度261km/h・0-100km/h加速3.3秒を誇るハイスペックモデル「パフォーマンスAWD」を展開しています。

 今回の価格改訂では3グレード全てにおいて値下げが実施され、それぞれの価格(消費税込、以下同様)は、RWDが524万5600円(従来価格 540万6000円)、ロングレンジAWDが626万8600円(従来価格 646万1600円)、パフォーマンスAWDが700万5600円(従来価格 722万1600円)となりました。

 モデルYは日本では2022年から販売されているミッドサイズSUVで、モデル3のプラットフォームをベースに開発。高い室内高とハッチバックボディ、クーペ風のルーフラインを採用しています。

 セカンドシートは左右独立してフラットに倒すことが可能で、最大2100リットルの広大な荷室を備えています。

 モデルYも3グレードで構成され、航続距離507kmと最高速度217km/hを発揮する後輪駆動のベースグレード「RWD」と、605kmの長い航続距離と四輪駆動を持つ「ロングレンジAWD」、デュアルモーター搭載で最高速度250km/h・0-100km/h加速3.7秒を誇る上級グレード「パフォーマンスAWD」が設定されています。

 今回の価格改訂で値下げされたそれぞれの価格は、RWDが563万7000円(従来価格 587万1600円)、ロングレンジAWDが652万6000円(従来価格 652万6000円)、パフォーマンスAWDが727万9,000円(従来価格 758万1600円)です。

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 テスラは2023年内にも既に数回の価格改定をおこなっており、2022年末の価格と比較すると今回の改定によって最大で105万4000円も値下げされたことになります(モデルY パフォーマンス AWDの場合)。

 テスラは今回の価格改定の理由として、「より多くのユーザーにテスラの魅力を知ってもらい、かつ持続可能なエネルギー社会への移行を加速させたい」と説明しています。

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