アウトドアイベント「FIELDSTYLE JAPAN 2023」で、トヨタ「ハイエース」をフォルクスワーゲン「ヴァナゴン」風にカスタムした「VANACE-Type 2」が出展されました。
■レトロなスタイルと4つのヘッドライトがキュートなハイエース！
2023年5月20日から21日かけてAICHI SKY EXPOで開催されたアウトドアイベント「FIELDSTYLE JAPAN 2023」には、さまざまな企業や個人が、キャンピングカーなどのアウトドアに関連する商品をいくつも展示していました。
その中でも注目を集めていたのが、トヨタ「ハイエース」をカスタムした「VANACE」シリーズです。特に4つの丸いヘッドライトが並んだ「VANACE-Type 2」には、目を惹かれました。
こちらを展示したのは、神奈川県に本拠地を構えるAuto Motive Japanです。カスタマイズ車両の企画や製造、販売に加え、自動車用品の販売なども手掛けています。
そして「VANACE」シリーズは、フォルクスワーゲンが1980年代に生産していたバン「ヴァナゴン」をイメージしています。ベースになっているのは、トヨタの「ハイエース」。そのレトロな雰囲気が、しっかりとデザインに適用されています。
今回の「VANACE-Type 2」は、ヴァナゴンの中でも南アフリカで採用されていたバージョンをモチーフになっています。アフリカの大地でも周囲を明るく照らせそうな丸目のヘッドライトを4灯装備。さらに車体カラーにはホワイトを使用しつつ、サイドロッカーはブラックで塗装。引き締まった印象を持たせています。
車内はウッドを多く使用し、落ち着いた雰囲気にしています。特にラゲッジルームの床、天井をウッド仕様（税込55万円）にすると、のんびりと車内で過ごせそうです。加えてインテリアなどもカスタマイズできます。
またステアリングハンドルは、クラシックなビンテージウッドステアリング（税込4万1800円）に変更できます。細身なリムとスポークが非常にオシャレです。
この他にも、欧州や日本仕様のモデルをモチーフにした「VANACE-Type 1」や、北米仕様モデルを意識したアメ車風の「VANACE-Type 3」も展開されています。さらにボディーカラーは合計10種類も用意しています。
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「ハイエース」はトヨタの商用バンとして、1967年の初登場から生産され続けているロングセラー車。その信頼性の高さから個人向けの需要も少なくありません。
現行モデルの「200系」は2004年に登場した5代目となります。が、海外では2019年に6代目となる「300系」も登場しており、最近では日本でも次世代モデルが登場するのでは？と囁かれています。