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知らなかった! 車の「スマートキー」でできる「めちゃ便利」なプラス機能に「それ欲しい!」と反響続々

くるまのニュース 2023年7月12日 17時10分

携帯しているだけでドアの施錠・解錠やエンジンスタート・ストップが可能なクルマの「スマートキー」はすっかりポピュラーな存在ですが、近年はより多くの機能が付与されています。こうした新機能に対し「知らなかった」「欲しい」と反響の声が寄せられています。

■施錠やエンジン始動だけじゃない! スマートキーの新機能に反響集まる

 最近ではほとんどのクルマに標準装備されている「スマートキー」ですが、単にドアのカギを開閉する機能以外にも、実は様々な機能が付与されています。
 
 これに対し「知らなかった」「進化しているんですね」など、SNSなどでユーザーの反響の声を見ることができます。

 スマートキーは、カバンやポケットなどに入れたままドアノブもしくはボタンに触れるだけで、ドアをロック(施錠)・アンロック(解錠)できる便利な仕組みです。

 メーカーによっては「スマートエントリー&スタートシステム」や「インテリジェントキーシステム」などと呼ぶこともあります。

 スマートキーは、キー自身から発する微弱な電波をクルマの各部に備わった専用のアンテナが受信し、認証を行うことでドアのロック・アンロックができます。

 同様に、スマートキーを携帯しているだけで、エンジンの始動・停止も同様にボタンを押すことで行うことができます。

 従来のようにカギを取り出してリモコンキーのボタンを押したり、カギ穴に差し込む手間を省くことができます。

 今では高級車から軽自動車に至るまで幅広く採用されており、広く知られる存在となりました。

 こうしたスマートキーには近年、ドアキーのロック・アンロックやエンジンの始動・停止以外にも、多彩な機能が付与されるようになりました。

 例えば、セキュリティや利便性を向上させる機能として、運転席だけ、あるいは荷室だけを解錠する機能や、荷物を持ったままクルマを離れた際などに便利な自動施錠機能などは、多くの車種で採用されています。

 ユーザーからは「慣れたら手放せない機能」「(自動施錠は)うっかり施錠し忘れるリスクが回避できるからいい」など、高評価のようです。

 また、スマートキーを備えていない商用車を配達業務で日常的に使っているというユーザーは「1日中ドアの開け閉めをする仕事なので、こんなクルマこそスマートキーが欲しい」とコメント。

「なるほど確かに」「個人配送業の人に売れそう」と賛同する意見も集まっていました。

 最新商用バンの中にはスマートキーを標準装備するモデルもありますが、まだすべてに行き渡っている状態ではないようです。

■スマートキーのリスクを低減できる機能に「欲しい」の声

 そんな便利機能が備わったスマートキーですが、反面で近年問題になっている「リレーアタック」により、犯罪に悪用されるケースも増えているといいます。

 リレーアタックとは、スマートキーが放つ微弱な電波を悪用し、違法に解錠して自動車を盗難する手口です。

すっかり主流となった「スマートキー」には、解錠やエンジン始動以外の新たな機能が増えています

 自宅と車庫が隣接している場合、微弱電波が飛ばないよう自衛する必要がありますが、近年のモデルではリモコンキーの電波の受信を停止し、電池の消耗を減らす「節電モード」にすることで、リレーアタックの被害から愛車を守ることができます。

 これはまだあまり認知が進んでいなかったようで「知らなかった」「試してみよう」と驚く声を見ることができます。

 このほか、狭い駐車場で車外から駐車できる「リモートパーキング」機能を備えたクルマも誕生しており「知らなかった」「そんな機能いらないと思っていたけど、駐車場で使っているのを実際に見たらめっちゃ便利だと思った」など、興味を示すコメントが見られました。

 そしてスマートキーのさらなる進化として、スマートフォンと連携した「デジタルキー」機能を採用する例が増えています。

 これはスマートフォンの専用アプリが、キーの代わりに解錠・施錠やエンジンのオン・オフが可能となるというものです。

 しかし便利だという声がある一方「スマホの電波が届かないエリアでは一切機能しなくなるのはリスクでは」と問題提議する意見もあり、まだまだ進歩中の機能といえるかもしれません。

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 知っていたようで、意外と知らない機能が色々と隠されていたスマートキー。

 実は自身の愛車にもまだ使っていない便利機能があるかもしれません。

 改めて愛車の取扱説明書を確認してみたほうがよさそうです。

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