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暑さ対策だけじゃない? 夏キャンプ&車中泊をする上での注意点は? 女性ソロキャンは特に注意!

くるまのニュース 2023年7月23日 9時10分

夏になるとテントを張ったキャンプやクルマを使ったオートキャンプ、車中泊をする人が増えます。非日常を過ごすためには様々なことに気をつける必要がありますが、特に暑さ対策は重要です。さらに最近増加する女性ソロキャンでの注意点にはどのようなものがあるのでしょうか。

■夏キャンプは大丈夫?暑くて危険?夏キャンプをする際の注意点

 夏になりキャンプに行くという予定の人も多いかもしれません。「夏しか味わえない楽しみ」にも必ず気をつけてほしい注意点があります。
 
 また、車中泊や女性のソロキャンプ時にも注意をする必要があります。

 夏キャンプや車中泊を楽しむためには「車内温度」や「換気」に注意する必要があります。
 
 夏はとくに外気温度が上がりやすい傾向があり、陽が落ちても温度が急激に下がる訳ではありません。

 特に、夏の車中泊は暑さ対策をしていなければ、熱中症などのリスクが高まります。それでは、どのような対策をするのが良いのでしょうか。
 
 車中泊を応援するクラブのくるま旅クラブの山縣氏は次のように話します。

「暑さ対策の方法はさまざまあります。

 まずはクルマを木陰に停めることです。

 クルマのボディは日差しの影響を受けやすく車内が高温になりやすくなるため、日差しの当たらない場所で車中泊をしましょう。

 また、網戸や換気扇、ベンチレーターを使って外の空気を車内に取り込むことも対策のひとつとしてあげられます。

 しかし、近年の夏は夜でも気温が高く、外の空気自体が高温であることもあります。

 そのため、最近はポータブルクーラーやクルマの冷房を使います。

 最近のキャンピングカーではリチウムイオン電池のバッテリーを使っていて、エンジンをかけずに長時間の冷房を使用することも可能です」

 また、近年の夏の車中泊のリスクについて前出の担当者は次のように話します。

「近年の夏は、特に気温が高く暑さ対策をせずに車中泊をしてしまい、熱中症になる人は多いです。

 また、車中泊は閉鎖空間で周囲から気づかれにくいため、重症化してしまうリスクもあります。車中泊をする際には十分に気をつけてください」

※ ※ ※

 車中泊では、外気温度が上がりやすい夏の季節に合わせた楽しみ方や注意点を理解しておく必要があります。
 
 夏の季節にアウトドアを楽しむためにも、正しい知識と対策方法の理解が必要です。

■女性のソロキャンプには暑さ以外に防犯にも注意が必要

 夏の車中泊には暑さへの対策が必要不可欠ですが、防犯対策も重要になります。

 実際に、女性のソロキャンプを狙ったナンパ被害などのトラブルもあるため、しっかりとした対策が必要です。

 女性のソロキャンプの防犯対策に関して、前出の担当者は次のように話します。

「まずは、キャンプ場選びが重要です。

 管理人がいて常駐しているかや照明があるかなど、事前にキャンプ場のことを調べておくことが重要です。

 さらに、夜間はトラブルになるリスクが上がります。施設のトイレを使用するために外に出る場合は注意が必要です。

 スマホを見ながら歩くなどはやめて、周囲の状況に注意をしましょう。

 最近では車内でもトイレができるグッズがあるため、それを利用するのもひとつの手です。

 ほかにも、SNSなどで自分の停泊地の情報を公開しないことや目立つ場所で停泊することも防犯対策としてあげられます」

最近では車中泊専用施設となる「RVパーク」も増えている(画像はRVパークしまなみ海道おおみしま)

 また、クルマに施す対策として「プライバシーシェード」の取り付けや「内側からクルマをロックできる鍵の取り付け」なども効果的です。

 プライバシーシェードは直射日光を防ぐ以外に、車内のプライバシー保護にも活用されています。車内空間をみられる心配はなく、安心安全なソロキャンプに繋がります。

 さらに、クルマを内側からロックできる防犯対策も女性のソロキャンプには有効です。

 実際に女性の就寝時を狙った被害も多く相次いでいます。クルマのロックだけでは不十分な可能性もあるため、内側ロック機能を搭載した防犯グッズの購入を検討してみるといいかもしれません。

 また「電波を受信できるキャンプ場なのか」も防犯対策を行う上で重要なポイントです。

 キャンプ場によっては電波を受信できない可能性があります。万が一、ソロキャンプで被害に遭いそうな場合、すぐに連絡が取れる環境下にいるだけでも安心感が違います。

 いつでも外部と連絡が取れる環境にいるのかをソロキャンプを始める前に確認しましょう。

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