トヨタ新型「プリウス」ですが、メタリックグリーンにラッピングされたモデルが注目を集めています。
■新型プリウスがミドリに? なぜ?
2023年1月に発売されたトヨタ新型「プリウス」ですが、メタリックグリーンにラッピングされたモデルが注目を集めています。それでは、どのようなモデルなのでしょうか。
5代目となった新型プリウスでは、強みである高い環境性能にくわえ、「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を兼ね備えたスポーティなモデルへと進化しています。
外観では特に、クーペのようなフォルムが大きな特徴となっています。
プリウス独自のアイコンである「モノフォルムシルエット」を引き継ぎながら、第2世代TNGAプラットフォームによるさらなる低重心化や、19インチの大径タイヤを採用し、よりスタイリッシュなデザインとなりました。
さらに、シンプルで抑揚のあるボディ造形は近未来を感じさせ、さらに従来モデルよりも角度を寝かせたピラーなど、スポーティさを強調しました。
そんな新型プリウスの納期は約1年程度といわれており、購入をしたけどまだ納車されていないというユーザーが多いかもしれません。
そんな新型プリウスですが、メタリックグリーンにラッピングされたモデルがSNS上で登場し、話題を集めています。
今回、どのような経緯で新型プリウスのメタリックグリーンのモデルが登場したのでしょうか。
カスタムを手がけた、埼玉県草加市の「JOKER」の代表は次のように話します。
「新型プリウスを納車したので、デモカーとして1台ラッピングカーを製作しようと思いました。
最近のプリウスは黄色や赤などの発色のいい色のラインナップが増えていますが、グリーンはありません。
『ありそうでない色のプリウス』を製造したいという気持ちがあり、グリーンを選びました」
■意外にも新型アルヴェルオーナーから問合せが…?
また、新型プリウスのメタリックグリーンのラッピングに関してのポイントや反響はあったのでしょうか。
「今回のラッピングはイノゼテック製のPPライナーという新しいフィルムの製造方法になっており、施工の難易度は高いです。
その分、ツヤがきれいにできるものになっており、フィルムが分厚くなっています。
また、新型プリウスはまだ納車されていない人が多いこともあり、反響は多くありました。
『自分のところにもプリウスが届いたらラッピングしてみたい』という人もいました。
しかし、反響として多いのはトヨタ新型『アルファード』『ヴェルファイア』を納車した人です。
両車とも設定されているボディカラーが少ないことから『アルファードでもラッピングできますか』といった声をいただいています」
さらに、クルマのラッピングに関しては次のように話します。
「きれいに剥がすことができるラッピングは、リセールバリューに影響せずクルマのボディカラーを変えることができます。
スポーツカーなどの特殊なクルマでするものというイメージがありますが、今回のプリウスのラッピングは乗用車でも手軽にラッピングをできるイメージになればと思います」
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新型プリウスのラッピングは話題を集めたJOKERでは月に7〜8台のフルラッピングの施工をしているようです。
「クルマを納車したけど、違う色と迷っていた」という人は、納車してからでもボディカラーを変更できるラッピングを検討してみるといいかもしれません。