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「えっ、砂浜もドライブできるの?」 真夏で「海沿いドライブ」したい! 車で通れる「眺めの良い道路」3選

くるまのニュース 2023年8月12日 20時10分

夏といえば、海沿いドライブは気持ちのよいものです。今回は、真夏に最適な道路を3つ紹介します。

■「青い海」と「白い砂」を楽しめる道路で気分爽快!

 真夏のドライブといえば、海沿いの道を颯爽と愛車で流したいものです。暑さとは無縁で、エアコンの効いた快適な車内から海を眺めるのは、クルマならではの贅沢な楽しみかたともいえます。
 
 そこで今回は全国の道路のなかから、「青い海、白い砂浜」を楽しむことができる景観のいい道を3つ紹介します。

 全国の道路のなかでも、海沿いの道を通ることにより爽快感を味わうことができ、特に夏のシーズンでは青い海に白い砂浜、透き通った青い空を眺められれば気分も高揚するものです。

 一方で、徒歩や自転車では照りつける日差しがまぶしく、気温も高いためなかなか楽しむことはできませんが、そんなときにクルマがあれば、冷房の効いた車内から景色を楽しむことができます。

 今回は、さまざまな海沿いの道路のなかでも、クルマで通ることができる3つの道路をチョイスして紹介します。

●千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ(石川県宝達志水町今浜)

 景観がいい海沿いの道どころか、堂々とクルマで走行できる砂浜が、実は日本に存在するのです。

 それが石川県にある千里浜なぎさドライブウェイです。この道は、石川県羽咋市千里浜町から宝達志水町今浜までの約8kmの観光道路として、日本で唯一普通のクルマで走ることのできる砂浜として有名です。

 一般的に、少しだけ砂浜に乗り入れる場所は多々ありますが、千里浜なぎさドライブウェイはクルマどころかバイクやバスまで走行可能。

 その理由は砂のキメが細かく海水を含むと引き締まるため、スタックせずに走れるのだとか。

 また周囲は国定公園に指定される景勝地ですから、夢に描いた“海沿いを走る”最高のシチュエーションが味わえます。ただし、波が高い日は通行止めになる可能性もありますので、公式サイトなどで状況を確認してからのお出かけを推奨します。

●熱海ビーチライン(静岡県熱海市東海岸町)

 関東方面にお住まいの方なら、1度は訪れたことがある、または行ってみたい観光地として人気の江ノ島や鎌倉。さらに御用邸があることでも有名な葉山や人気ロックバンド「サザンオールスターズ」の地元茅ヶ崎などは、すべて国道134号線沿いにあります。

 三浦半島から相模湾を経由する海沿いの道なのですが、さらに走り続ければ熱海や伊東、下田といった観光地にもたどり着くことができる国道です。

 この国道134号線自体が、眺めも良い海沿いの道でおすすめなのですが、さらに海を感じられるように「伊豆の玄関口」として開設されているのが熱海ビーチラインです。

 神奈川県との県境となる門川交差点から熱海市東海岸町の名所「お宮の松」付近まで結ばれた全長6.1kmの観光道路で、全長こそ短いですが、海に張り出したロケーションから眺める海は、テンションも上がること間違いなしの絶景道路となっています。

●九十九里有料道路(千葉県一宮町)

「観光地として人気の伊豆方面は人も多いので、行く気が失せる」なんて人におすすめしたいのが、千葉の房総です。

 房総方面はかつてあまりアクセスが良くなかったため、知る人ぞ知るともいえるエリアだったのですが、圏央道の開通などにより利便性が高くなっています。

 なかでも、サーファーの聖地としても有名な九十九里浜沿いを通る約17.2kmの有料道路九十九里有料道路は、関東随一の気持ちよく走れる海沿いの道となっています。

 その魅力は、なんといっても平坦かつ直線に近い海沿いの道が長く楽しめること。周囲に高い建物もないので、ずっと海沿いを走っている感覚が味わえます。

 東金九十九里有料道路とも接続されており、東京湾アクアラインや千葉市街からのアクセスも良好です。

 ウネウネとカーブの多いリアス海岸の伊豆とは違って、雄大に続く穏やかな太平洋と青空を堪能しながら走ることができます。

※ ※ ※

 なお、夏シーズンではこうした海沿いの道を走る場合に注意したいことがあります。

 景観のいい道はやはり渋滞が発生しやすい傾向にあるので、海沿いドライブは時間にも気持ちにも余裕を持って出発することがよく、特に早朝などがおすすめです。

 また、海沿いでは潮風にさらされることで、クルマに塩分が付着し放置するとサビの原因になります。

 千里浜なぎさドライブウェイを走行した後はもちろんですが、海沿いを走行したあとは特に汚れが溜まりやすい足回りを中心に、念入りに洗車しましょう。

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