Infoseek 楽天

「どうする家康」が話題の岡崎市! 「ラリージャパン2023」でもっと盛り上がる!? 覚えておきたいスポット&グルメとは

くるまのニュース 2023年8月24日 15時30分

世界最高峰のラリー競技の2023年最終戦となる「ラリージャパン2023」が2023年11月16日から19日の計4日間で開催されます。開催地のひとつとなる岡崎市にはどのような魅力があるのでしょうか。

■Day3で2つのSSが行われる岡崎市の魅力は?

 2023年11月16日から19日の計4日間で開催される「ラリージャパン2023」。場所は愛知県と岐阜県内の道路を22に分けたコース(SS)で行われます。
 
 その中で今大会から新たに加わった「岡崎中央総合公園」がある岡崎市には、どのような魅力があるのでしょうか。

 ラリージャパン2023は、16日(Day1)/17日(Day2)/18日(Day3)/19日(Day4)とそれぞれの日に様々な場所でSSが展開されます。

 ラリーは、メンテナンス拠点となる「サービスパーク」、競技区間(SS:スペシャルステージ)、SSの間を繋ぐ「リエゾン」でマシンを見ることが可能です。

 とくに他のモータースポーツと異なり、一般公道でやることから幅広いユーザーがラリー競技やマシンに触れ合うことが出来ます。

 逆に今回のラリージャパンはWRC世界ラリー選手権となり、参加チームや観客は日本中のみならず世界中から開催地に訪れるため、周辺スポットを含めて街興しに繋がるとも言われています。

 そうした中で2022から2023で変わった部分のひとつとして、岡崎SSとも言われる「Day3 SS11/SS12 岡崎中央総合公園」が新たに加わりました。

 2022年は岡崎城付近の河川敷に特設コースを設置して開催されていましたが、今回は岡崎中央総合公園の場内路や併設する一般道、そして駐車場に特設コースを設置することで行われます。

 野球場や体育館前では、タイヤウォーミングの様子やタイヤフィッティングゾーンが設置されることでラリーマシンを整備する様子が間近で見れます。さらには選手との記念撮影やサインが貰える可能性もあります。

新たに加わった岡崎SSとも言われる「Day3 SS11/SS12 岡崎中央総合公園」はかなり迫力あるのある走りが楽しめそう!

 さらにの岡崎中央総合公園では広大な多目的広場でキャイ~ン天野さんが出演するステージイベントや岡崎ならではの飲食・物販ブース、さらには圧巻のラリーカー50台、レッドサラマンダーなどの車両展示が行われる予定です。

 岡崎市の担当者によれば「前回の河川敷では平面レイアウトで低速なラリーしたが、今回の中央総合公園は高低差を活かした低速・高速でのラリーが見れます。また観戦エリアも高台から見下ろす場所もあり、立体的に楽しめると思います」と話しています。

 会場へはマイカーだけでなく、パーク&ライド方式およびシャトルバスが利用できます。

 パーク&ライドでは、中央総合公園健康の森・岡崎市役所・龍北総合運動場・アイシン岡崎東工場・新乙川緑地・明神橋公園から発着するバスを、シャトルバスは東岡崎駅・岡崎駅から発着するバスを利用できます。

 岡崎市ではもうひとつ「Day3 SS9/SS13 額田の森SS」が行われます。

 額田の森SSは「民家×ラリーカー」という公道で開催されるラリーではの魅力にあふれるコースです。

 沿道の観戦スポットである千万町楽校の前はわずかに坂になっており、頂上付近ではマシンが宙に浮く様子も見られるかもしれません。

 会場へはくらがり渓谷駐車場・本宿駅のいずれかから出発するシャトルバスがピストン運行します。

■岡崎SSや額田の森SSの周辺にはどんな魅力があるの?

 ラリーはサーキットで行われる他のモータースポーツと違い、観客も開催地域の周辺を移動するのが基本です。

 そのため自分が観戦するSS時間では無いときにふらっと寄ってみたい岡崎スポットにはどのような場所があるのでしょうか。

 まず岡崎市と言えば岡崎城です。前回はSSがありましたが今回はSSやリエゾンから外れているもののぜひとも寄りたい場所です。

 なお岡崎中央総合公園のシャトルバス発着場である東岡崎駅から岡崎城は徒歩で約10分です。

 岡崎城周辺は徳川家康公のふるさととなり、古くから残る石垣や岡崎の歴史が分かる岡崎城自体も見どころが沢山あります。

 一方で2023年に関しては大河ドラマ「どうする家康」が放映されていることもあり、大きな賑わいを見せ、岡崎公園内の「どうする家康大河ドラマ館」では主役の松本潤さんなどキャスト陣のパネルや映像を見ることが可能です。

 またお腹が空いたなら岡崎名物「八丁味噌」を使った田楽料理が楽しめる「八千代本店」に行くのも良いかもしれません。

「八千代本店」では注文されてから備長炭を使って焼き上げる「木の芽田楽」がセットになった「なめし田楽定食」がおすすめで、なめしご飯(大根の葉)と一緒に食べることで田楽だけでない奥深い味を堪能出来ます。

 食べ方のコツとしては奥側に置かれた串をそのまま口に運ぶことで柔らかな豆腐が落ちず、口も汚れずに食べることが出来ます。

岡崎城が見どころの岡崎公園。敷地内にある「八千代本店」では地産地消のなめし田楽が食べられる

 一方で甘いものが食べたいという人には岡崎公園内にある「いちかわ」でパフェを食べるのも良いかもしれません。

 ここでは通年に渡り様々な種類の武将にちなんだパフェを食べることができ、黒みつ&八丁味噌を使った「本多忠勝パフェ」が人気です。

 さらに大河ドラマ期間中には「徳川家康公 殿潤パフェ」という松本潤さんのイメージカラーの紫をあしらったものもファンからは人気だと言います。

 また「額田の森SS」の周辺では広い芝生広場や木の遊具など、自然を多く残した遊びが魅力の「こども自然遊びの森 わんパーク」内に「ボウケンノモリ」というアクティビティ施設がラリージャパン2023開催前の10月中にオープンする予定です。

 マイカーで額田の森SSに訪れる際には寄るのも良いかもしれません。

※ ※ ※

 なお8月25日10:00からはラリージャパン2023のチケット全券種が「一般販売≪先着≫」される他、豊田スタジアム東駐車場に設置する「WRC1サービスパーク(車両を整備するエリア)」のコアタイムに入場できる「サービスパークコアタイム入場券≪抽選≫」の販売も開始します。

この記事の関連ニュース