日産ブラジル法人が2023年8月23日に初公開した新型「セントラ」ショーモデルについて、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。
■ド派手デザインは賛否あり?
日産ブラジル法人は2023年8月23日、新型コンパクトセダン「セントラ」のショーモデルを初公開しました。
このクルマについて、SNSなどでは多くのユーザーからコメントが寄せられています。
セントラは、北米をはじめ国外で展開しているセダンで、日本では「サニー」や「ブルーバードシルフィ/シルフィ」などとして販売されていたモデルです。
現行型は8代目で、2019年11月の米国ロサンゼルスオートショーで発表されていますが、ブラジル市場では米国の発表から3年以上遅れ、2023年3月に発売されました。
Vモーショングリルや薄型のLEDヘッドライト、フローティングルーフなど、最新の日産車共通のデザインが採用されたほか、クラストップレベルの安全装備「ニッサン セーフティ シールド360」や「前方衝突警報」などを標準装備しました。
パワートレインは、149馬力を発揮する2リッターエンジンとCVTを組み合わせ、駆動方式はFF(前輪駆動)です。
今回、ブラジル法人が公開したモデルは映画「グランツーリスモ」の公開を記念するために、ニッサン・デザイン・ラテン・アメリカ(NDLA)とプロダクト・マーケティングのチームが製作。
エクステリアはサーキットをイメージさせる派手なデザインとし、ボンネットやフロントバンパー、サイドスカート、ホイールには赤いアクセントカラーが配されたほか、フロントサイドから側面までゴールフラッグを彷彿とさせるチェック柄グラフィックを採用。
ボンネットには「セントラ ニッサン」を意味する「SENTRA 23」のレタリングもあしらっています。
このショーモデルについて、SNSなどではさまざまな意見が見られます。
「シブい」「日産車のデザイン、良くなってきてるんじゃないか」など、セントラのデザインについて評価するコメントが見られます。
いっぽうで、「最近流行っている一昔前のカスタムみたいな、赤の縁取りやピンストがどうにもチープに感じてしまう」など、カラーリングに関しては賛否が分かれるようです。
さらに、「セダンがスカイラインだけじゃキツいよ」「これにe-Power載せて国内販売したらそれなりに売れそうに思う」「国内だとセダンは人気が無いけど、需要はあるからそこそこ売れるんじゃないかな」「ブルーバードで販売しませんか?」など、国内のセダンラインナップを拡充して欲しいと願う人もいるようです。
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なお、パワートレインやインテリアなどの詳細は明かされていないことから、ベース車のままであると見られます。
今後、このショーモデルは日産のブランドイメージ活動に参加するとしており、ブラジル国内でのイベントなどで姿を現す予定です。