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ホンダ新型「シティ」実車公開! 伝統の「ホットハッチ」がスポーティになって登場!タイで展示

くるまのニュース 2023年8月31日 6時40分

ホンダのタイ法人は、同国で2023年9月3日まで開催される自動車展示即売会「ビッグモーターセール2023」に新型「シティ」の実車を展示しました。日本には展開されないこのモデル、一体どのようなクルマなのでしょうか。

■カッコよく進化した新型「シティ」実車登場

 ホンダのタイ法人は、2023年8月25日から9月3日まで同国のBITECバンナー展示コンベンションセンターで開催される自動車展示即売会「ビッグモーターセール2023」に新型「シティ」の実車を展示しました。

 日本ではシティと言えば、1981年に初代モデルが登場し1995年に2代目モデルをもって生産を終了したコンパクトハッチバックおよびコンバーチブルとして知られていますが、実は海外では全く異なるクルマとして進化を続けており、現在でも同名の車種が販売されています。

 それが今回タイで実車展示されたシティで、タイのみならずインドネシア、マレーシアなど東南アジア市場を中心に各国で同じモデルが展開されています。

 そんな新型シティは、シティとしては7代目モデルに相当し、ボディタイプには5ドアハッチバックの他にセダンが存在。

 ボディサイズはハッチバック仕様で全長4345-4349mm×全幅1748mm×全高1488mmで、ホイールベースは2589mm。

 かつて日本で販売されていたシティの全長は初代モデルが約3400mm、2代目モデルでも約3600mmでしたので、それらと比較するとかなり大きく変化してはいますが、現代においてはまだコンパクトクラスと言えるサイズを維持しています。

 新型シティのエクステリアは、クリスタルのように光の反射する美しいヘッドライトが目を引く精悍なフロントマスクが特徴的。

 車体周りのデザインも一新されスポーティ感を高めたことで、どの角度から見てもスタイリッシュなスタイルを実現しています。

 また、インテリアはコンパクトなボディサイズながらも広々とした設計となっており、さらに外装同様に運転の楽しめるスポーティなデザインが採用されました。

 新型シティのパワーユニットには最高出力122馬力・最大トルク173Nmを発揮する1.0リッター直列3気筒ターボエンジン仕様のほか、優れた燃費性能を両立したフルハイブリッド仕様「e:HEV」も用意され、好みの動力を選択することであらゆるユーザーのライフスタイルにマッチするとホンダは説明します

 グレード構成は、エントリーグレードの「S+」、ミドルグレードとなる「SV」に加え、ヘッドライトやバンパーの装飾をより若々しくカスタムした「RS」が用意され、車両価格は68万5000バーツ(約276万円)から75万9000バーツ(約306万円)です。

 また、同イベントでホンダは新型シティの他にも、新型ミドルサイズSUV「CR-V」と新型コンパクトSUV「WR-V」も実車展示しているということです。

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