愛媛県西条市で、国道11号小松バイパスの一部区間が、2023年9月24日に開通します。
■国道196号に接続する400m区間が開通
愛媛県西条市で建設が進む国道11号小松バイパスの一部区間が、2023年9月24日に開通します。
小松バイパスは、西条市小松町を通る国道11号(現道)の渋滞緩和や、今治小松道のいよ小松北ICへのアクセス強化を目的とする延長7.5kmの道路です。
1991年度に事業化。完成形は4車線ですが、これまで暫定2車線の道路として2kmが開通しています。
今回開通するのは、小松町新屋敷の400mの区間です。国道196号と県道13号壬生川新居浜野田線がぶつかる新屋敷交差点から、中山川沿いを走る県道149号丹原小松線までを結びます。
国土交通省四国地方整備局松山河川国道事務所によると、バイパス開通により交通が分散し、新屋敷交差点付近の国道196号の渋滞緩和や事故減少が期待されるといいます。
また、県道13号は東予港につながっているため、渋滞緩和が物流の効率化にもつながるといいます。
24日午前に開通区間で、関係者を対象とした開通式を開催。その後、16時から一般車両の通行が始まる予定です。
小松バイパスの完成ルートは、中山川を渡り、すでに開通しているいよ小松北IC付近の区間を通り、国道11号(現道)に合流するものです。同事務所は今後も、残る区間の事業を進めるとしています。