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トヨタ新型「ランドクルーザー」実車展示! “ディーゼルハイブリッド”+オシャベージュの上級仕様! 独イベントで初公開

くるまのニュース 2023年9月26日 18時10分

2023年9月15日、トヨタのドイツ法人は、「BUSCHTAXI TREFFEN」で、新型「ランドクルーザー250(ドイツ名:ランドクルーザー)」の実車を同市場で初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。

■新型「ランドクルーザー250」がドイツで初公開

 2023年9月15日、トヨタのドイツ法人は「BUSCHTAXI TREFFEN」で、新型「ランドクルーザー250(ドイツ名:ランドクルーザー)」の実車を同市場で初公開したと発表しました。

 BUSCHTAXI TREFFENは、フランクフルト郊外で行われる本格オフローダーのイベントです。第20回となる今回は約40社の出展社が集まり、車両やカスタムパーツなどを出品したといいます。

 そんなBUSCHTAXI TREFFENでトヨタのドイツ法人は、新型ランドクルーザー250の実車を同市場で初公開しました。

 新型ランドクルーザー250は、1990年に派生モデルとして登場した「ランドクルーザープラド」の系譜を引き継ぐ新型モデルです。

 新型ランドクルーザー250の位置づけはプラドと同様“ライトデューティー”で、少し高級路線へと寄っていたコンセプトを見直し、人々の生活と実用を支えるランクルの本質に原点回帰させたといいます。

 ボディサイズは、全長4925mm×全幅1980mm×全高1870mmでホイールベースは2850mmと、4代目ランドクルーザープラドと比較すると大幅に拡大。プラットフォームには、現行「ランドクルーザー300」と同じGA-Fプラットフォームを採用し、オフローダーとしての基本性能を大幅に向上させています。

 内外装デザインは、歴代モデルの伝統を取り入れた“ランドクルーザーらしさ”とともに、モダンさを融合したデザインとなっています。

 日本仕様に搭載されるパワートレインは、最高出力204馬力を発揮する2.8リッターディーゼルターボエンジン+8速ATの組み合わせと、最高出力163馬力を発揮する2.7リッターガソリンエンジン+6速ATの組み合わせを用意します。

 一方ドイツが属する西欧では、2.8リッターディーゼルターボエンジンと、日本にはラインナップされない同2.8リッターディーゼルターボエンジンにモーターを組み合わせた48Vマイルドハイブリッドシステムを用意。純ディーゼルエンジン車と比較し、市街地や渋滞時の実用燃費を向上した“上級版ディーゼルパワートレーン”という位置づけです。

 今回BUSCHTAXI TREFFENに展示された新型ランドクルーザー250は、ランドクルーザー伝統のクラシカルな丸型ヘッドライトを装備し、サンドベージュに塗装された「ファーストエディション」と思われるモデルです。欧州向けに用意されるファーストエディションは、サンドベージュだけでなく「スモーキーブルー」も合わせ2種類の専用バイトーン外装塗装など専用装備が用意され、約3000台限定が生産されることになっています。

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 ドイツで“ランドクルーザー”として販売される新型ランドクルーザー250ですが、日本でランドクルーザープラドとして販売されるモデルが、ドイツでは“ランドクルーザー”として販売されるため、その後継機的な立ち位置であることは明白です。

 一方、米国でも“ランドクルーザー”として販売されますが、米国にとってその位置づけは同市場で3年前に終了した200系の後継機としての意味合いが存在します。

 オーストラリアなどでは、新型ランドクルーザー250は新型ランドクルーザープラドとして販売されます。名称や意味合いが国によって異なる複雑な事情を持つクルマとなったのです。

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