これまでのトヨタ「クラウン」よりもアグレッシブでスポーティな新型「クラウンスポーツ」がまもなく発売されます。どのような特徴があり、ユーザーからはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
■スポーティなデザインに注目集まる！ 新型「クラウンスポーツ」とは
トヨタ新型「クラウンスポーツ」が、いよいよ2023年秋に発売が開始されます。
いままでにないクラウンということで以前から期待が高まっていたモデルですが、どのようなクルマに仕上がっているのでしょうか。
クラウンスポーツは、4スタイルの中でも注目を集めるモデルですが、販売店にはすでに多くの問い合わせが来ているようです。
最近のSUV人気はますます過熱しており、各メーカーで新型車の発売が立て続けに起こっています。
まずは、ハイブリッド車（4WD） が先行投入されて、プラグインハイブリッド車（4WD） が2023年冬頃発売予定です。
クラウンスポーツは公式サイトでも詳細情報が公開されているだけでなく、実車展示と体験試乗会も行われ、詳細が明らかになっています。
ボディサイズは、全長4710mm×全幅1880mm×全高1560mm、ホイールベース2770mmとなっており、2022年発売されたシリーズ第一弾の「クラウンクロスオーバー」と比較すると全長は220mm短く、全幅は80mm広く、全高で20mm高いサイズとなりました。
エクステリアは、新型「プリウス」同様に最近のトヨタ車ではおなじみの「ハンマーヘッド」をフロントマスクに導入しています。
フロントバンパーの大型フィンやリアドアからフェンダー周りの盛り上がり感は、先代モデルでは考えられないほどアグレッシブなスタイルです。
インテリアの基本構成は、クラウンクロスオーバーと同じで視界を含めてほぼ同等の造りです。
イメージカラーになっているブラック×レッドは、センターコンソールやドアトリム以外にシートベルトまで赤色で統一されており、従来の落ち着いた印象のクラウンとはかけ離れた印象となっています。
また、ホイールベースが短くなっている分、クラウンクロスオーバーと比べて後席の足回りのゆとりは少なくなっているようです。
ラゲッジスペースは奥行きこそ短いものの高さがあり、容量はそれなりに確保されているようです。
■新型クラウンスポーツの反響は？ いつ発売？ ディーラーに聞いてみた！
2023年秋頃の発売となっているクラウンスポーツですが、どのような反響が寄せられているのでしょうか。
トヨタの販売店担当者は、次のように話します。
「クラウンスポーツは、昨年から販売が開始されているクラウンクロスオーバーに続いて、ありがたいことに多くの反響をいただいております。
人気のSUVということもあり、トヨタ『ハリアー』や、『C-HR』からのからの乗り換えを検討している人もいます。
そんななか、皆様がやはり気にされている納車に関してです。
しかし、販売店側も現時点では明確な時期をお伝えできない状況になっています。
目安としては、2023年冬頃から年明けにかけてとの話ですが、変更になる可能性も大いに考えられます。
一方で、大幅な納車遅れなどは、現時点では想定していないとのことですが、かなり人気な車種というのもあり、生産ラインが追いつくか否かというところです」
また、別の店舗の担当者は次のように話します。
「クラウンスポーツは都会派SUVという立ち位置で、『ハリアー』やレクサス『UX』などと比較する人が多い印象があります。
多くの人が『シティライクな外観がいい』とデザインの好みで購入を検討しています」
このように、新たなSUVの登場で、他のトヨタ車や高級SUVから乗り換えるユーザーからの問い合わせが多いようです。
過去に4年待ちが話題となった「ランドクルーザー300」のように、大幅な納車時期の遅れこそはないとのことですが、需要と供給のバランス次第では、状況が一転する可能性も想定しなくてはなりません。
なお別の販売店では「クラウンスポーツの発売は正確には降りてきていないが10月の早めという噂を聞いています」と話していました。
実際にトヨタは2023年10月7日-8日に「CROWN STYLE PARK」というイベントを開催することをアナウンスしており、この付近で何らかの発表をする可能性が高いと予想出来ます。
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今回の16代目クラウンは、いままでにないトヨタの意気込みが感じられるモデルになっています。
とくにクラウンスポーツは4モデルの中でも一番アグレッシブな造りで、多くのユーザーが関心を寄せています。