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国道3号もうすぐ「100km4車線」に! 最後の対面通行区間が10月解消 年度内に4車線化

くるまのニュース 2023年9月27日 16時10分

国道3号岡垣バイパスで、4車線化工事に伴い車線切り替えが行われます。

■岡垣バイパスで通行車線を変更

 国土交通省九州地方整備局北九州国道事務所は2023年9月15日、国道3号岡垣バイパスで、4車線化工事に伴い10月3日に車線切り替えを行うと発表しました。

 福岡県の北九州市と福岡市の間には、高速道路の九州道とともに一般道の国道3号も走っています。

 この国道3号の両市間は基本的に4車線(片側2車線)で整備されていますが、途中の岡垣町山田(山田ランプ付近)から宗像市武丸にかけての岡垣バイパス区間(4.0km)だけが暫定2車線として残っている状況です。

 国土交通省九州地方整備局によると、2016年から2019年の4年間に岡垣バイパスで死傷事故が21件発生。うち、交通混雑に起因する追突事故が14件で大半を占めていたほか、正面衝突事故の発生割合(14.3%)が福岡県内の直轄国道2車線区間の平均(2.4%)の約7倍と高い状況にあるといいます。

 岡垣バイパスが4車線化されることで交通のボトルネックが解消されるとともに、対面通行がなくなることから交通事故の減少が見込まれるとしています。

 車線切り替えは10月3日朝6時に行われる予定です。

 今回は上下線とも1車線ずつのままですが、上り(北九州市方面)の通行車線は新しく造られた上り線用の道路に移ります。下り(福岡市方面)も一部で通行車線が左側に移ります。これにより対面通行は解消されます。

 今後、中央分離帯などで工事が続き、2023年度中に4車線化される計画です。

 岡垣バイパスの拡幅事業が完成すると、国道3号は北九州市門司区から佐賀県鳥栖市までの約100kmが4車線になります。

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