2023年8月25日から9月3日まで開催された「ビッグモーターセール2023」で、スズキのタイ法人は同市場で展開する様々なクルマを展示。なかには、日本国内で販売されない「スイフト」の新たな特別仕様車「スイフト GL NEXT」も含まれていました。どのようなモデルなのでしょうか。
■スズキ新型「スイフト」実車展示
2023年8月25日から9月3日までタイのBITECバンナー展示コンベンションセンターで開催された自動車展示即売会「ビッグモーターセール2023」で、スズキのタイ法人は「セレリオ」や「キャリイ」など同市場で展開する様々なクルマを展示しました。
そのなかには、日本国内で販売されない「スイフト」の新たな特別仕様車「スイフト GL NEXT」も含まれていました。
国内における「スイフト」の初代モデルは、2000年に軽自動車用プラットフォームを流用したコンパクトクロスオーバーとして誕生。その後2004年に実施された2代目へのフルモデルチェンジでイメージを一新し、まったく新しいコンパクトカーとして、世界各地への市場投入を前提に小型車用プラットフォームを採用し、スズキの世界戦略車と進化しました。
現行モデルとなる4代目は、2016年にデビューしたモデル。2、3代目と同様に世界戦略車として開発され、歴代「スイフト」の良いところを受け継ぎながら、正常進化しています。
今回タイで展示された特別仕様車「スイフト GL NEXT」も、この4代目をベースに構築されたクルマで、2023年3月15日に登場したモデルです。
ボディサイズは、全長3845mm×全幅1735mm×全高1495mm。搭載されるパワートレインは、最高出力83馬力・最大トルク108Nmを発揮する1.2リッター直列4気筒エンジンで、これにCVTを組み合わせています。
エクステリアでは、赤い加飾が印象的なエアロパーツが、フロント・サイド・リアバンパーの下部にあしらわれているほか、ドア下部にステッカーが貼られスポーティな印象に。
インテリアでも、コンソールとドアパネルにケブラ−柄の装飾が特別に採用されているほか、7インチのディスプレイと、MP3およびWMAファイルを再生するステレオ、Bluetoothシステムも標準装備されています。
ボディカラーはアブレイズレッドパール、スターシルバーメタリック、ミネラルグレーメタリック、スーパーブラックパール、スピーディブルーメタリックの6色が設定され、価格は、58万2000バーツ(約238万円)からです。