トヨタは2023年秋に新型「クラウンセダン」を発売する予定ですが、改めて「クラウンセダン」どは、どのようなクルマなのでしょうか。
■そろそろ発売? 新型クラウンセダンってどんなクルマだっけ?
2023年秋に発売が予定されているトヨタ新型「クラウンセダン」。
2022年7月15日にその存在が明かされて以降、様々場所で展示されてきましたが、改めてどのような特徴があるクルマなのでしょうか。
16代目となった新生「クラウン シリーズ」が初披露され約1年が経過しました。
新たなクラウンシリーズとして、第1弾は2022年9月に発売された「クラウンクロスオーバー」が登場。
その後、2023年4月には追加情報として「クラウンスポーツ」のHEVが同年秋、PHEVが同年冬、「クラウンセダン」がHEV&FCEV共に同年冬を予定しています。
そして「クラウンエステート」はHEV&PHEV共に2024年を予定するなど、続々と登場することが明かされています。
これらのシリーズにおいて、注目度が高いのがクラウンセダンです。
歴代クラウンは途中からセダンのみをラインナップしてきたこともあり、ユーザーからは「クラウン=セダン」というイメージが定着していました。
そんなクラウンセダンについて、発表当初トヨタは次のように表しています。
「正統派セダンとしての上質な走りと快適な乗り心地、ショーファーニーズにお応えするくつろぎの後席空間、パーソナルにもビジネスにもお応えするニューフォーマルセダン」
トヨタ自ら「正統派セダン」と定義するクラウンセダンにはどのような特徴があるのでしょうか。
ボディサイズ(開発数値)は全長5030mm×全幅1890mm×全高1470mm、ホイールベース3000mm、タイヤサイズ19インチ&20インチと先代となる15代目クラウンと比較するとかなり大きいです。
ボディカラーはモノトーンのみとなり、ホワイト/ブラック/シルバー/メタリックグレー/ネイビー/ブロンズの6種類から選べるようです。
エクステリアはフロントに横一文字ライトを採用するほか、大型の縦型グリルが威厳を感じさせます。
インテリアはブラックとブラウンの2色となり、コンソールやインパネ、ドアトリムなどに木目パネルを採用。さらに運転席・助手席背部には歴代クラウンにも採用されたアシスタントグリップやアームレスト一体型の操作パネルなど、移動空間を快適に過ごす工夫が施されています。
さらに後席用エアコン吹き出し口には王冠マークが装着されるなど、前述のクラウンクロスオーバー、クラウンスポーツとは一線を画す仕様です。
実際に後席に乗り込むとクラウンクロスオーバーよりも余裕のある広い空間が確保されている他、着座ポイントも長距離移動でも苦にならない自然な姿勢となっていました。
搭載されパワートレインは、ハイブリッド(HEV)と燃料電池自動車(FCEV)の2種類です。
2022年7月以降、中国のモータショーやスーパー耐久富士感24時間レースでFCEV(左ハンドル)がお披露目されました。
その後、同じくスーパー耐久もてぎにて、FCEV(右ハンドル)が公開された他、「新センチュリー」の発表時にも展示されるなど度々その姿を表しています。
そんなクラウンセダンですが、SNS上ではさまざまな声が寄せられています。
「新型クラウンセダンかっこいい!」「やっぱりセダンだね…かっこいい…」などの投稿が見られます。
クラウンセダンは新しいデザインを取り入れながら進化しているモデルですが、昔ながらのクラウンが好きなユーザーにとっては原点回帰したデザインが好評なようです。
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なお4つクラウンが揃う期間限定のイベント「CROWN STYLE PARK」が特別体験を2023年10月7日・8日に六本木ヒルズアリーナで開催されます。
当日は4つのクラウンの展示車への乗り込み体験や一部車両への試乗体験など、このイベントならではの体験が出来るようです。