2023年9月25日、メルセデス・ベンツ日本は「CLA/CLAシューティングブレーク」のマイナーチェンジモデルを発売しました。
■2019年登場の第2世代モデルがマイナーチェンジを実施
メルセデス・ベンツ日本は2023年9月25日、新型「CLA」および新型「CLAシューティングブレーク」を発売しました。
マイナーチェンジを実施し、外観デザインの刷新に加え、インフォテイメントシステムを最新世代にアップデートするなどの変更を実施しています。
メルセデス・ベンツのコンパクトな4ドアクーペとして2013年に誕生したCLA。2015年にはステーションワゴンのCLAシューティングブレークも追加し、シンプルかつ流麗なフォルムと、高い質感や若々しいインテリアなどで評価を集めました。
2代目となる現行モデルは2019年にデビューし、対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」や最新の安全運転支援システムを採用するなど多くの機能を取り入れました。
今回のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインを刷新しました。
フロント周りは、ヘッドライトデザインを変更し、マットクローム仕上げの小さなスリーポインテッドスターが無数に散りばめられたシングルルーバータイプの「スターパターンフロントグリル」を採用しました。
AMGラインパッケージでは、下部に広がる台形とその両サイドに大口径のエアインテークにすることで、よりアグレッシブかつパワフルなデザインになったフロントバンパーに変更しています。
さらにメルセデスAMG CLA 35 4MATICは、縦ルーバーをあしらったAMG専用フロントグリルや新デザインのボンネットエンブレムを採用しました。
リア周りも、スポーティかつ安定感のあるリアビューを演出する新デザインのリアディフューザーや、LEDリアコンビネーションランプのデザインを変更しています。
さらにデザイン周りでは、ホイールデザインを全て刷新したほか、外装色に新色「ハイパーブルー」「スペクトラルブルー」「ローズゴールド」を追加しました。
このほかの変更点としては、ナビゲーションシステムを上級モデル「Sクラス」などに採用している最新世代にアップデート。
安全性や快適性を高めるアダプティブハイビームアシストや駐車時や狭い道などで車両の周囲の状況をディスプレイで確認することができる360°カメラシステムを全モデルに標準装備しています。
加えて、新世代のステアリングホイールを採用し、オプションのAMGラインパッケージを選択すると、3本のツインスポークにより近未来的なスポーティさを演出します。
また、操作系をステアリング周りに集約したことで、センターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止し、すっきりとしたインテリアデザインになりました。
パワートレインも変更が加えられています。
CLA 35 4MATICには、最高出力306PS(225kW)、最大トルク400N・mを発生する高性能な2.0 リッター直列4気筒ターボエンジン「M260」が搭載されます。
今回の改良では、ベルトを介してクランクシャフトと接続される、スターターとジェネレーターを兼ねるモーター「BSG」と「48V 電気システム」を採用しました。
CLA180には、1.4リッター直列4気筒ターボエンジン「M282」と「BSG」「48Vボルト電気システム」などの新技術を採用し、効率性、快適性、高性能化を同時に実現させました。
CLA 200dに搭載される「OM654q」は、最高出力150PS(110kW)、最大トルク320N・mと、コンパクトなボディを力強く加速させる性能を有しながら、低振動で高い静粛性を両立させています。
新型「CLA/CLAシューティングブレーク」の販売価格(消費税込み)は、「CLA180」573万円から、「CLA 35 4MATICシューティングブレーク」が864万円までです。