アウディ「RS 4」「RS 5スポーツバック」の限定モデルがオンラインで発売されました。それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
■0-100km/hはわずか3.8秒!?
アウディ ジャパンは2023年9月26日、限定モデル「RS 4 アバント RS コンペティション/RS 5 スポーツバック RS コンペティション」を発表し、同社のウェブサイトの専用サイト上にてオンラインで限定販売を開始しました。
RS 4 アバント RS コンペティション/RS 5 スポーツバック RS コンペティションは、それぞれステーションワゴンの「RS 4 アバント」と4ドアクーペの「RS 5 スポーツバック」をベースに、Audi Sport GmbHが培ってきた技術とノウハウを惜しみなく注いで専用チューニングを施しています。
最高出力450PS、最大トルク600Nmを発揮する2.9リッターV型6気筒TFSIツインターボエンジンを搭載し、効率性とレスポンスに優れたトランスミッションである8速ティプトロニックと、セルフロッキングセンターディファレンシャルを採用したquattro四輪駆動システム、DRC(ダイナミックライドコントロール)付スポーツサスペンションプラスを組みあわせることで、鍛え抜かれ研ぎ澄まされた、圧倒的なパフォーマンスを体験できるといいます。
ブラックメタリックの20インチAudi Sport製5YスポークアルミホイールにハイパフォーマンスタイヤPirelli P Zero Corsa 275/30 ZR20を特別装備。
専用チューニングには、RSスポーツエグゾーストシステムプラスや、290kmに設定したスピードリミッター、変速時間を短縮する専用シフトプログラム、1:13.1の固定ギヤ比に設定したダイナミックステアリング、旋回性能を向上させて高速でのアグレッシブなコーナリングをサポートする専用設計のリヤスポーツディファレンシャルが含まれます。
さまざまなチューニングを施したRS 4 アバント RS コンペティションの0-100km/h加速性能は3.9秒、RS 5 スポーツバック RS コンペティションは3.8秒を達成しました。
外観は、フロントリップ、フロントブレード、リヤディフューザートリムをマットカーボンにする「マットカーボンエクステリアパッケージ」、マットカーボンエクステリアミラーに加え、ブラックAudi rings、レッドカラーのブレーキキャリパー、プライバシーガラス、カーボンエンジンカバーを特別装備し、スポーティかつ洗練されたイメージを高めています。
一方の内装は、ブラックダイナミカ/レザーシートを特別装備。カーボンのデコラティブパネル、レッドをアクセントとした「RSデザインパッケージ」、フラットボトムステアリングなど、スポーティなエクステリアと親和性の高い仕立てとし、ハイパフォーマンスモデルを操る気分を高揚させます。
そのほか、パークアシスト、サラウンドビューカメラ、スマートフォンワイヤレスチャージング/リヤシートUSBチャージング、シートヒーター (フロント/リヤ)を含む「コンフォートパッケージ」、Bang & Olufsen 3D アドバンストサウンドシステム、ヘッドアップディスプレイ、TVチューナーを装備。ドアを開けた時、専用ドアエントリーライトにより、Audi Sportの赤いランバスが地面に投影されます。
ボディカラーは、RS 4 アバント RS コンペティション/RS 5 スポーツバック RS コンペティション両モデルともに、サーキットの名前を冠した、「デイトナグレー パールエフェクト」「アスカリブルー メタリック」「セブリングブラック クリスタルエフェクト」の3色を展開します。
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価格(消費税込)は、RS 4 アバント RS コンペティションが1535万円で17台限定、RS 5 スポーツバック RS コンペティションが1660万円で8台限定です。