米国日産は、コンパクトセダン「ヴァーサ 2024年モデル」を発売しました。どのような特徴があるのでしょうか。
■新しい“日産顔”を採用した小型セダン登場
日産の米国法人は2023年9月27日、「ヴァーサ」(2024年モデル)を発売しました。
ヴァーサは北米や南米などで販売されるコンパクトセダンで、かつて日本でも販売されていた「ラティオ」の後継モデルに相当します。
2023年モデルで外観デザインを一新したヴァーサは、日産の新たな大型Vモーショングリルを装着した、精悍なフロントマスクが特徴的です。
内装は、上質さと機能性を併せ持った仕上がりとなっており、7インチタッチスクリーン、4スピーカーオーディオシステム、3つのUSBポート、リモートキーレスエントリーが装備されています。
なかでも最上級グレードは、ブラックのドアミラーやダーククロームフロントグリル、17インチアルミホイール、トランクリッドスポイラーといったスポーティな外観に加え、内装は専用シートファブリック、オレンジステッチ入りプリマテックスインストルメントパネルトリムといった特別感のある仕様となっています。
また、いずれのグレードでもゆとりのある室内空間と広いトランクルームを確保しました。
ヴァーサのエンジンは、122hpを発揮する1.6リッター4気筒エンジンを搭載。トランスミッションは、5速MT(エントリーグレードのみ)またはCVTが組み合わされ、駆動方式はFF(前輪駆動)となっています。
さらに、クラストップレベルの安全性を実現。歩行者検知機能付自動緊急ブレーキや車線逸脱警報、リア緊急ブレーキ、ハイビームアシストを全グレードに標準装備したほか、ブラインドスポット・ウォーニング」、「リアクロストラフィックアラート」などを設定されました。
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米国では「S」「SV」「SR」の3グレード展開となり、価格は1万6130ドルから2万140ドル、日本円で約240万円から約300万円です。