人気レースゲーム「グランツーリスモ」シリーズには、実際の自動車メーカーの協力のもと作成された「ビジョン グランツーリスモ」がありますが、この中でも日産が制作した「NISSAN NCONCEPT 2020 Vision Gran Turismo」は、当時“次期型GT-R”ともいわれたクルマです。このモデルに対して、SNSなどで様々な反響が集まっています。
■次期型GT-R? 「NISSAN NCONCEPT 2020 Vision Gran Turismo」とは?
人気レースゲーム「グランツーリスモ」シリーズは、2023年9月15日に実写映画も公開されるなど、継続した人気を誇ります。そんなグランツーリスモには、実際の自動車メーカーの協力のもと作成された架空のレーシングカーシリーズ「ビジョン グランツーリスモ」がありますが、この中でも日産が制作した「NISSAN NCONCEPT 2020 Vision Gran Turismo」は、当時“次期型GT-R”ともいわれたクルマです。
このモデルに対し、様々な反響が集まっています。
1997年にプレイステーションで発売して以来、20年以上にわたって作られてきたレースゲームシリーズ「グランツーリスモ」。このグランツーリスモで優秀な成績を収めたプレイヤーを本物のプロドライバーに育てるプログラム「GTアカデミー」も行われており、このプログラムをモチーフにしたのが、2023年9月15日に公開された実写映画「グランツーリスモ」です。
そんなグランツーリスモシリーズに登場する、日産とのコラボにより作られた架空のレーシングカーがNISSAN NCONCEPT 2020 Vision Gran Turismoです。
このレーシングカーが発表されたのは2014年のことで、デザインの元になったのは、当時、英国にいた日産の若手デザイナーたちが作成していたスポーツカーのアイデアで、それに日本の日産テクニカルセンターのエンジニアたちが肉付けを行ったといいます。
このデザインは、NISSAN NCONCEPT 2020 Vision Gran Turismoは発表当時、“次期型GT-R”を示唆するものなのではないかと話題になりました。
翼を思わせる大胆な形状のフェンダーを採用。リアのアクティブウイングは速度領域に従って昇降することで、時速300キロにおいても400kgを超える強力なダウンフォースを発生させます。
パワートレインは、V型6気筒ツインターボエンジンに3つのモーターを追加したパフォーマンスハイブリッド「FR-4WDシステム」です。前後に配された高出力モーターにより、どのような状況においても十分な加速力を発揮するとしています。
また、左右独立したフロントモーターによるトルクベクタリングやアクティブサスペンションにより、高速でも乱れないスムーズなコーナリングを実現しています。
そんなNISSAN NCONCEPT 2020 Vision Gran Turismoに対し、SNSなどでは様々な反響が集まっています。
一番多く見られるのは、「このボディに惹かれる」「カッコイイ」などデザインに対する称賛の声です。
一方で「GT-Rがどんどんスーパーカーになってしまう…」「こんな感じだったらもうGT-Rじゃない…」など、昔のGT-Rのイメージとかけ離れた姿に、少し寂しさを覚える意見もありました。
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次期型GT-RといわれたNISSAN NCONCEPT 2020 Vision Gran Turismoですが、実際に次期型GT-Rとなる“R36型”についての公式な情報はなく、EVとなるなど様々な憶測が各紙やSNSで飛び交っています。
10月末にも開かれる「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」で新たな情報が出てくることを期待せずにはいられません。